1.「持続可能な森林経営」の国際的展開
地球サミットでの持続可能な森林経営のコンセンサスに至る過程と、その後の森林林業関係の国際的なフォーラムの中での議論を整理します。
1-45. 国連森林フォラームUNFF19と日本からの発信 (2024/6/13)
5月6日から10日、ニューヨークの国連本部で、UNFF19国連森林フォーラム第19回会合が開催されました。
1-44. 第15回世界林業会議ーグローバルな森林の方向性をしめす―林業経済誌国際会議の紹介に掲載 (2022/9/15)
5月2日から6日韓国ソウルで開催された第15回世界林業会議。その報告を林業経済誌(7月号)の国際会議の紹介というページに掲載させていただきました。
1-43. グローバルな視野から見た地域木材の可能性―東京2021主会場木造国立競技場の環境性能ー第15回世界林業大会の提出文書 (2022/5/15)
5月第一週にソウルで開催された第15回世界林業大会に論文の提出規程があったので、提出(大会10日前になってやっと)アクセプトされました。
1-42. グローバルな森林政策の方向性ー第15回世界林業大会から (2022/5/15)
5月2日から6日韓国ソウルで開催された第15回世界林業会議に行ってきました。
1-42-2. グローバルな森林政策の方向性ー第15回世界林業大会から (2022/6/15)
世界林業大会で気になっていた木材に利用拡大の話。前回は宣言の中に入っていなかったけど、今回はソウル宣言に木材利用拡大の話が1項目入りました。
1-41. 森林とともにグリーンで健康そして堅牢な未来を創造!ー第15回 世界林業大会に出席予定 (2022/4/15)
一年遅れになっていた第15回世界林業大会が5月1日から開催されることになりました。ハイブリッドでも開催。しっかりした手続きをとれば、7日間の待機時間がなし、などの情報が4月上旬に送られてきて、出席しようと準備しています。
1-40. 森林とともにグリーンで健康そして堅牢な未来を創造!ー来年の第15回 世界林業大会のThe XV World Forestry Congressのニュースレター (2020/8/15)
来年5月にソウルで開催される予定の第15回世界林業大会のニュースレターが届きました。5年前南アフリカで開催された前回の大会に参加したから来たのかな?
1-39. 国連森林戦略計画-2030などの実施に係る進捗状況報告(日本国政府も) (2020/5/15)
2017年に国連で「国連森林戦略計画2017-2030」合意されました。国連森林戦略計画2017-2030ー国連での最初の森林に関する戦略計画ー(2017/7/23、7/25修正)30年までに、設定した、世界の森林減少を逆転(目標1)、持続可能な森林面積の顕著な拡大(目標3)、大幅に増加された資金の動員(目標4)などの目標を、法的拘束力のない仕組みでどのように達成するのか?
1-38. 国際森林デー今年のテーマは森林と生物多様性 (2020/4/15)
3月21日は国際森林デーだったのだそうです。
International Day of Forests(FAO)
1-37. グローバルな森林の持続可能性実現への道筋ーUNFFの最近の動きから (2019/5/15)
昨年の11月になりますが、「UNFF事務局での勤務を終えてーUNFFNの紹介と世界の森林問題に関する最近の議論」という報告を聞く機会がありました。
1-36. 国連森林戦略計画2017-2030ー国連での最初の森林に関する戦略計画ー (2017/7/23)
1月に開催された国連森林フォーラムUNFF特別会合において「国連森林戦略計画2017-2030」(United Nations Strategic Plan for Forests 2017-2030:UNSPF)及び「4ヶ年作業計画2017-2020」(Quadrennial Programme of Work:4POW)が採択され、国連経済社会理事会(ECOSOC)の提案で、4月27日の国連総会で採択されました。
1-35. 持続可能な開発目標(SDGs)実施指針と森林 (2017/1/29)
一昨年国連サミットで合意された持続可能な開発目標に対して、日本の実施指針が作成されました。
1-34. 国際セミナー「持続可能な森林経営の推進には何が必要か」 (2016/4/27)
3月9日日本政府林野庁主催の 国際セミナー「持続可能な森林経営の推進には何が必要か」が都内で開催されました。「地球から見た日本の森林の展望・日本から見える地球の森林の将来」を標榜するこのサイトにとっては重要なイベントなので、出席しました。
1-33. 国連サミットで合意された「持続可能な成長のための2030年アジェンダ」の中の森林 (2015/10/24)
2015年9月25日−27日、ニューヨーク国連本部において開催された国連持続可能な開発サミットで、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030年アジェンダ」SDGs(以下「2030年アジェンダ」という)が採択されました。
1-32. 世界林業会議2015南アフリカダーバンから (2015/9/26)
9月6日から11日まで、南アフリカのダーバンにおいて、142か国から3900人の森林林業分野の行政、ビジネス、学会、関係市民が集まり世界林業会議が開催されました。
1-31. 地球の持続可能な森林経営への日本の貢献ー世界林業大会への準備作業 (2015/8/22)
9月7日から11日南アフリカダーバン市で開催される世界林業大会が迫ってきましたが、9月11日の昼に開催予定の、サイドイベントの内容がかたまり、参加案内のページが、勉強部屋に、できました。
1-30. 国連森林フォーラム第11回会合(UNFF11)の結果と来年の森林林業基本計画 (2015/7/26)
5月4日(月)から15日(金)まで、国連本部(ニューヨーク市、米国)において、「第11回国連森林フォーラム(UNFF11)」が開催されました。
1-29. 第14回世界林業大会;南アフリカダーバン会合 (2015/2/22)
およそ5年に一回開催されている、林業関係者の国際的イベント世界林業大会が、今年9月南アフリカダーバンで開催されます。
1-28. 持続可能な森林目標と森林の将来(3)ーSDGs国連事務局長の統合報告書 (2015/1/25)
リオ+20を契機として作成されることとなった国際的な開発政策の優先順位を明らかにする、持続可能な開発目標について、その中に森林の管理と保全がどのように位置づけられるのか、森林条約を持たない状況で、グローバルな森林管理に一歩でも近づくとっかかりとして重要なプロセスであると考え、このサイトでも追いかけてきました。
1-27. 持続可能な開発目標と森林の将来(2)、OWGの議論の結果、素案の中の森林 (2014/9/21)
リオ+20を契機として、作成することとなった、持続可能な開発目標に関して、検討をすすめていた公開作業グループ(OWG)が13回にわたる会合の結果を、まとめ、持続可能な開発目標に係る公開作業グループOWGの合意文書Outcome Document - Open Working Group on Sustainable Development Goalsを公表しました。
1-26. 持続可能な開発目標と森林の将来、FAO森林委員会での議論 (2014/7/21)
国連農業食糧機関FAOの林業部門の方針を議論する2年に一度の林業委員会(Committee on Forestry (COFO))22回会合が6月23日から27日ローマで開催されました。
1-25. 地球環境の研究の新たな枠組みFuture Earthと森林 (2014/6/27)
日本森林学会の報告でも紹介された(臨床環境学からFuture Earthへ)、Future Earthは、「「国際的な学術機関である国際科学会議(International Council for Science: ICSU)やファンディング機関の集まりであるベルモント・フォーラム(Belmont Forum)が中心となって進めている、地球規模での環境変動に対処し、持続可能な発展を推進するための新たな学術ププログラム」( Futureearth HOME )であり、文部科学省、学術会議などが日本の積極的な参画を提案しているものです。
1-24. 今度こそ国際森林条約はできるのかー国連森林フォーラムUNFF10の結果 (2013/5/30)
4月8日から19日まで、イスタンブール(トルコ共和国)において、「第10回 国連森林フォーラム(UNFF10)」が開催されました。
1-23. グリーンエコノミーの展開と国際的な持続可能な森林管理への課題 (2012/5/27)
財団法人林業経済研究所が発行する林業経済誌の4月号は林政総合調査研究所との合併特集記事を掲載しています。
1-22-1 国連森林フォーラム第9回会合(UNFF9)の結果 (2012/2/10)
国連森林フォーラムの第9回会合が2012年1月24日から2月4日まで国連本部で開催されました。
1-22. APEC林業担当大臣会合とグリーン成長 (2011/9/29)
9月6日から7日、北京でAPEC(アジア太平洋経済協力会議)で初めての「林業担当大臣会合」が開催され、「第1回APEC林業担当大臣会合 森林と林業に関する北京声明」が採択されました。
1-21. 欧州森林条約の策定へー日本の再生プランとの関係 (2011/7/10)
第六回目となる欧州森林保護閣僚会議(Ministerial Conference on the Protection of Forests in Europe)が6月14日から16日までノルウェイ・オスロ市で開催され、@法的拘束力のある森林条約の締結交渉開始を決定しOslo Ministerial Mandate for Negotiating a Legally Binding Agreement on Forests in Europe
、A欧州森林オスロ閣僚2020年計画Oslo Ministerial Decision: European Forests 2020 を決議しました。
1-20. 国際セミナー「持続可能な森林経営の挑戦」の結果制度の内容 (2011/4/30)
3月8日9日標記セミナーが林野庁の主催により開催されました。 失速気味の持続可能な森林経営の国際的な制度化へのとり組みですが、国際森林年ということで日本で最前線の情報が提供される貴重な機会でした。林野庁のHPより内容を紹介します。
1-19. 日本にとっての国際森林年2011 (2010/8/21)
2006年の国連決議に基づき来年2011年は国際森林年です。(再び国際森林年(小サイト)) 国連でロゴが発表された機会に、林野庁のプレスリリースがありました。
1-18. モントリオールプロセス第二回国別報告書 (2009/11/14)
国際的な森林の持続可能な管理を実現する道筋として、各国が自国の森林と管理状態を信頼できる基準に基づいて公表するという手続きがとられていますが、日本政府は日本が参加するモントリオールプロセスの基準指標に基づき、第二回の報告書を作成し、第13回世界林業会議の場で公表しました。
1-17. 第13回世界林業会議の結果 (2009/11/14)
10月18日〜23日に、アルゼンチン共和国のブエノスアイレスで、第13回世界林業会議が開催されました。森林問題が地球環境問題になるずっと以前、1926年から開催されている伝統ある国際会議です。
1-16. 国連森林フォーラム第8回会合(UNFF8)の結果 (2009/6/20)
国連森林フォーラムは15年前の地球サミットで合意された森林原則声明の正式なフォローアップ会合ですが、その第8回会合が4月20日から5月2日まで国連本部で開催されました。
1-15. 第7回国連森林フォーラム(UNFF7)の開催結果 (2007/5/13)
15年前の地球サミットで合意された森林原則声明のフォーマルなフォローアップ会合である表記会合が、4月16日から27日まで国連本部で開催され、「すべてのタイプの森林に関する法的拘束力を伴わない文書(Non-Legally
Binding Instrument on All Types of Forests:NLBI)」及びNLBIの実効性を確保していくための具体的作業内容等を示した「2007-2015UNFF多年度作業計画(UNFF
Multi-year Programme of Work 2007-2015:MYPOW)」が決議・採択されました。
1-14. シドニーAPEC首脳宣言と森林問題 (2007/9/16)
アジア太平洋経済協力(APEC)の首脳会議が9月8−9日シドニーで開催され、「気候変動、エネルギー安全保障及びクリーン開発に関するシドニーAPEC首脳宣言」を採択しました。
1-13. 再び国際森林年 (2007/2/18)
暮れの国選総会で、2011年を国際森林年にするこことが議決されました。
記者発表資料
決議文本文
UNFFのサイト内に専用のページが新設されています。(こちら)
1-12. 地球の持続可能性に関する林産業界の誓約 (2006/7/9)
国際森林・製紙産業協会(ICFPA Internatyonal Council of Forest and Papae Associations)は、ローマで行われたメンバー59企業のトップが集まった円卓会議で、「地球の持続可能性に関する林産業界の誓約」と題する共同声明を発出しました。
1-11. 国連森林フォーラム第6回会合(UNFF6)の結果 (2006/3/13)
地球サミットの森林原則声明とアジェンダ21・11章という二つの森林分野の国際合意のフォローアップの作業のもっとも嫡流(?)である国連社会経済理事会の下におかれている国連森林フォーラム(UNFF)第六回会合が2月13日から24日にかけて国連本部において開催されました。
1-10. 第五回国連森林フォーラム(UNFF5)が決定したこと (2005/7/10)
UNFFのHPに、先の第五回会合の決定事項の実質的な内容に当たる文書が、未定稿の形で、"Decision of the Forum brought to the attention of and for the adoption by the Council"(経済社会理事会で留意され採択されるためのフォーラムの決議)として公開されました。(pdfファイル)
1-9. 資料:UNCED 森林原則声明と合意過程 (2005/7/10)
秋の林業経済学会で「地球規模での持続可能な森林管理への課題」というタイトルの分科会を開催することになっていますが、議論の出発点となった地球サミットの森林原則声明について、同会合で各国との折衝に当たった現林野庁海外林業協力室長永目伊知郎さんから、表記タイトルの論文の提供をいただきました。(これを資料室におきます)
1-8. 国連森林フォーラム(UNFF)第五回会合の結果 (2005/6/19)
5月16日(月)から27日(金)まで、国連本部(ニューヨーク)において、国連森林フォーラム第5回会合(UNFF5)が開催され、国連加盟国100カ国以上が参加したほか、森林に関連する多数の国際機関・条約事務局、NGO・産業界・先住民社会等からの参加がありました。
1-7. 資料: 森林・林業分野の国際的取組のあらまし (2005/2/12)
林野庁が作成した、表記資料の提供をいただきました。
昨年の夏に作成したものですが、地球環境問題の概説から、先進国サミットでの森林の取組、我が国の二国間協力の現状まで幅広くカバーされているので参考になります。
1-6. UNFF第四回会合の結果 (2004/9/12)
少々旧聞になりますが、5月にジュネーブで国連森林フォーラムの第四回会合がありました。地球サミットの森林原則声明のフォローアップを国連として正規に行うきわめて重要な位置づけを持った会議です。
1-5.
第12回世界林業会議の記録 (2003/12/15)
少し旧聞になりますが、「地球規模での森林管理・経営の実現のために意見・提案の交換の場となる」ことを標榜している本HPで、今年9月にカナダで行われた第12回世界林業会議(]U World Forestry Congress)をはずすわけにはいきません。
約6年に一回開催される林業関係者の集まる大きなイベントです。 今回は「森林、命の源泉:地球とその住民のために」というテーマのもとに、4000人を越える関係者が集まりました。
1-4.第3回UNFF会合の結果 地球サミットフォローアップページの改訂(2003/7/21)
5月26日から6月6日にかけて国連森林フォーラム第3回会合がジュネーブであり、懸案となっていた法的枠組みについては、来年の次回会合に向けて関連する専門家グループの設置が決めました。この議論に資するため本サイトの「地球サミット森林部分のフォローアップ状況」というページをリニューアルしました。
1-3.
資料:地球環境森林問題UNASYLVA(FAO林業部季刊誌)バックナンバー記事
(2000/12/11)
FAOの林業部の季刊誌UNASYLVAは1947年8月の創刊号以来FAOのウェブサイトから全て本文をダウンロー出来るので、戦後の国際林業動向をフォローするのにかかせない資料です。
1-2. 資料:地球環境森林問題基本年表(2000/9/18)
森林が地球環境問題となった80年代から、地球サミットを挟む、20年間の森林問題をめぐる国内外の出来事を年表にまとめてみました。
1-1. 資料:地球サミット森林部分のフォローアップの国際動向
(2000/3/5)
国連を舞台とした地球サミットの森林部分のフォローアップを、林野庁海外林業協力室が作成した「森林林業分野の国際的取組のあらまし」によって整理します。骨子からの資料へのリンクなどの編纂は藤原の責任で行っています。
2.主要国G8/G20サミットなどと森林ガバナンス
2-12. 米国トランプ次期大統領と森林の未来(1)ー勉強部屋の未来? (2024/11/14)
11月5日投開票された米国の大統領選挙は共和党ドナルド・トランプ元大統領が勝利ました。「米国第一」=保護主義、孤立主義、単独主義を1期目以上に強く打ち出すだろうとさています。さて、「地球から見た日本の森林の展望 日本から見える地球の森林の将来」といったグローバルな視点をもった、勉強部屋サイトとしては世界の秩序に関与する力を持っている米国の動向は少し気になる事象であり、今後しっかり勉強していきたいと思います。
2-11. 2024G7気候・エネルギー・環境大臣会合コミュニケの中の森林ガバナンス (2024/5/8)
4月28日〜30日、イタリア共和国・トリノで、G7気候・エネルギー・環境大臣会合が開催されました。日本の報道では、「石炭火力「35年までに廃止」 G7環境相会合、解釈には余地残す」といった日本が弱みをもっている石炭火力発電の廃止論議に関係が報道されていますが、過去違法伐採問題などの枠組み作りなどで重要な役割を果たしてきたG7/8サミットにむけた重要な議論の中で、森林に関する議論がどうなったのか?合意された共同宣言(コミュニケ)の内容をみてみました。
2-10. G7ヒロシマサミットと森林の課題ー合意文書の中の森林と木材 (2023/6/10)
5月19日から21日開催された第49回主要国首脳会議G7広島サミットが終了し、成果文書が公表されれています。2005年のグレンイーグルスサミットが日本の違法伐採問題やその後の各国の違法伐採対策の取組に大きな影響を与えたように、G8/7サミットは地球環境問題の中の森林問題の取組に大きな役割を果たしてきたことに、このサイトでも注目してきました
2-9. G7/8サミットの歴史の中の森林 (2023/5/15)
5月19日から3日間広島で、G7広島サミットが開催されます。先進国グループの主要国が、1975年以来安定した経済成長などを共通の問題意識として毎年集まっている会合ですが、2005年のグレンイーグルスサミットが日本の違法伐採問題やその後の各国の取組に大きな影響を与えたように、G8/7サミットは地球環境問題の中の森林問題の取組に大きな役割を果たしてきたことに、このサイトでも注目してきました(主要国サミットと森林行動プログラム)
2-8. 世界経済フォーラム(ダボス会議)の中の森林問題 (2020/2/15)
1月21日世界経済フォーラム総会(ダボス会議)に出席したトランプ大統領がその演説で、森林保護のプロジェクトへの参加を表明する、としたと報じられました。トランプvsグレタ 温暖化対策めぐりダボス会議で主張対立
2-7. G7伊勢志摩サミットと森林の課題 (2016/5/28)
5月26日27日に開催された伊勢志摩サミットでの討議結果をまとめた伊勢志摩首脳宣言が公表されました。
2-6. G8ロック・アーン・サミットの中の森林 (2013/6/30)
違法伐採問題や森林行動計画など国際的な森林問題の管理の強化とい点について主導権を発揮してきました(勉強部屋関連ページ)主要国G8サミットが、6月17・18日北アイルランドで開催されたました。
2-5. 主要8カ国首脳会議ラクイラサミットと森林問題 (2008/7/13)
35回目を迎えたサミット(主要国首脳会議)は、7月8日(水)〜10日(金)までイタリア半島中部の観光地ラクイラで開催されました。各種の宣言文が取りまとめられましたが、その中の森林問題に関する内容を紹介します。)
2-4. 北海道洞爺湖サミットと森林問題 (2008/7/13)
7月7日から9日、北海道洞爺湖町でG8主要国首脳会議と関連する会議が開催されました。
2-3. G8 サミット ハイリゲンダム会合の森林問題 (2007/6/17)
来年の北海道洞爺湖サミットの前年の主要国首脳会議(G8サミット)が6月6日から8日まで、バルト海に面した北ドイツの保養地ハイリゲンダム(Heiligendamm)で開催されました。
2-2.カナダ/カナナスキスG8主要国サミットでの森林問題の議論ー森林行動プログラム「最終報告」(2002/7/21)
カナダの観光地ウィスラー(外相会議)とカナナスキス(首脳会議)で6月中旬に開かれましたが、これらの会議で森林問題が議論されましたことはあまり報道されませんでしたが、4年前のバーミンガムサミットで開始された森林行動プログラムの最終報告が外相会議の議題になりました。
2-1.九州沖縄サミットと森林行動プログラム
(2000/8/15)
九州沖縄サミットは3日間の日程を終わりましたが、その中で地球上の森林問題につて議論されているのはあまり知られていません。今までのサミットでの森林問題の議論の経緯をまとめてみました。
3. 持続可能な森林経営の基準と指標
基準と指標の作成に関する各種の国際的な作業について比較して評価を行い、今後の課題を明らかにする。
3-6. 10年に一度の日本のからの情報発信ーモントリオールプロセス国別報告書第三弾(2019/9/15)
国際的な森林の持続可能な管理を実現する道筋として、各国が自国の森林と管理状態を信頼できる基準に基づいて公表するという手続きがとられていますが、日本政府は日本が参加するモントリオールプロセスの基準指標に基づき、第3回の報告書を作成公表しました。
3-5.モントリオールプロセス第2回国別報告(2009/11/14)
国際的な森林の持続可能な管理を実現する道筋として、各国が自国の森林と管理状態を信頼できる基準に基づいて公表するという手続きがとられていますが、日本政府は日本が参加するモントリオールプロセスの基準指標に基づき、第二回の報告書を作成し、第13回世界林業会議の場で公表しました。
3-4. モントリオール・プロセス第19回総会の結果(2009/1/17)(2009/2/22改定)
11月6日から10日までの間、ロシアのモスクワ及びロストフ(モスクワ郊外)において、我が国をはじめ、米国、カナダ、ロシア、中国等の9カ国が参加し、持続可能な森林経営の基準・指標の作成と活用を進める「モントリオール・プロセス」の第19回総会が開催され、3年間に及んだ指標の改訂作業を完了するとともに、来年10月に開催される世界林業会議に向けた概要報告の作成等が決定されました。林野庁プレスリリース
3-3. 国際会議「世界の持続可能な森林経営の推進に向けて」の結果概要について ( 2006/9/10)
7月24日(月)〜28日(金)、札幌で、「世界の持続可能な森林経営の推進に向けて」をテーマに、「モントリオール・プロセス第17回ワーキング・グループ会合」と「FAOアジア持続可能な森林経営のためのモニタリング・評価・報告体制強化事業ワークショップ」が開催されました。
3-2.モントリオールプロセス第一回国別報告(2003/7/17)
林野庁は温帯林などの持続可能な森林を定義する国際的な作業であるモントリオールプロセスのすべての指標について取りまとめた第一回の報告書を公表しました。
3-1.持続可能な森林経営の基準と指標づくりについての国際動向(2000/4/26)
4. 地球上の森林状況
4-21. 世界と日本の森林の今ー世界森林資源調査2020の公開はじまる (2020/6/15)
このところ5年に1度公開されている、FAO国連農業食糧機関の世界森林資源調査2020年版の公開が始まりました。Global Forest Resources Assessments
4-20. 世界の森林の現状(FAO森林白書から) (2016/8/27)
国際食糧農業機関FAOが2年に一回出版する森林白書が林業委員会に合わせ公表されました。
4-19. 農業と森林の緊密な関係FAO第23回林業委員会 (2016/8/27)
国連食糧農業機関FAOの林業分野の意思決定のため2年に1回開催されている23回林業委員会COFOが7月18日から23日ローマで開催されました。
4-18. 世界の森林資源調査2015の内容 (2015/10/24)
FAOが5年に一度包括的な世界の森林資源の現状を報告するGlobal Forest Resources Assessmentsの最新版が世界林業会議の場で公表されました。
4-17. メリーランド大とグーグルによる森林減少の分析結果 (2014/1/19)
米メリーランド大学ぢグーグル社などの研究チームの地球森林の推移に関する分析結果に基づいて、世界中の任意の地点の森林の2000年から2012年の間の増減結果を表示することができるページが公開されています。
4-16. 世界森林白書SOFO2012年報告 第10作目となるFAO森林白書 (2013/4/29)
既報のとおり、昨2012年9月にFAO林業委員会が開催され、世界林業白書State of the World's Forests
2012(英文)公表されました。
1995年からほぼ2年に一回出版されてきたもので、地球上の森林全体とその管理の現状について、問題提起をしてきました。
この報告書は1995年以来第10作目になるため、いままでの概要が掲載されています。その和訳を別途のページに掲載します。
4-15. FAO林業委員会2012 (2012/10/29)
国際食糧農業機関FAOで森林林業分野の活動の意志決定のため2年に一回開催されている林業委員会(Committee on Forestry 2012)が9月21日から24日にかけて、開催されました。
FAOCommittee on Forestry 2012のページ
4-14. 世界森林資源評価2010の結果 (2010/11/20)
FAO国連食糧農業機関の森林分野でのもっとも重要な貢献である5年ごとの世界森林資源評価報告書は、既報の通り概要版が3月に公表されていましたが、全体版が10月に公表になりました。
4-13. FAO地球森林資源調査GFA2010の概要版 (2010/5/30)
日本も含めて各国のローカルな課題と意識されてきた森林の保全や林業の問題を、地球環境問題として提起したのは、FAO(国連食糧農業機関)が1980年代から積み上げてきた世界規模の森林資源調査ですが、その最新版の概要(Key finding)が3月、公表されました。
4-12. FAO森林白書2007年版 (2007/4/15)
FAOが二年に一回出版しているState of World's Forestの2007年版が3月にローマで開催れたFAO林業委員会(COFO)にあわせて、出版されました。(→こちらFAOのHPより全文)
4-11. FAO世界森林資源調査2005の全文公表 (2006/3/13)
FAOの2005年時点の世界森林資源調査(Global Forest Assessment 2005、以下GFA2005)については、概要が昨年中にFAOにより公表され、小HPでも掲載しましたが、詳細が結果がUNFF6会合のタイミングで公表されました。(FAOの該当ページ)。概要を紹介します。
4-10. FAO地球森林資源調査GFA2005の結果 (2006/1/9)
国連の専門機関で林業を担当しているFAOは国連食糧農業機関と訳されているように農業に力が入っていて食糧に関係が少ない森林や林業への貢献には不満があるところですが、FAOの森林林業分野の貢献としてだれもが認めるのが、地球規模の森林の動態を明らかにしたGFAです。(FAOによる過去の世界資源調査)
4-9. 「世界の森林政策の潮流」と中国の立場 (2005/10/10)
9月8日〜15日、20年ぶりに北京へ行く機会がありましたでした。国際協力機構が中国国家林業局と昨年から開始した日中林業生態研修センター計画というプロジェクトで実施する中国国内の行政機関の林業行政管理という研修コースの講師に短期専門家として派遣されたものです。
4-8. 早成樹林業ー神話と現実ー (2005/5/14)
時に評価のわかれることがあるユーカリやマツなどの早成樹林の造成について、専門家30人の査読を踏まえてFast-Wood Forestry.Myths and Realities (Christian Cossalter & Charlie Pye-Smith著)という本が2003年にCIFORから出版されましたが、この度表記のタイトルで日本語版が出版されました。
4-7. 「持続可能なスウェーデン・ツアー 可能性の森・2005年」 (2005/5/14)
京都在住で環境先進国スウェーデン社会を紹介する活動をされている、レーナ・リンダル(Lena Lindahl) さんから、表記の案内がありました。
毎年シリーズでの開催ですが、今年のテーマは世界で一番FSC認証森林を抱える同国の森林にスポットをあてています。
4-6. 罰金を払わせよう − 森林政策エクスパートメーリングリストから (2004/11/14)
インドネシアのボゴールにある国際林業研究センター(CIFOR)が各国の森林政策の専門家を対象にPOLEX(Forest Policy Experts )というメーリングリストを配布しています。
4-5. 2000年世界森林資源評価主報告書の日本語訳版 (2004/6/13)
現在世界の森林のことを議論するときに必ず参照されるのは、FAOが出版した、The Global Forest Resources Assessment 2000 (FRA 2000) のデータですが、日本語訳が海外林業コンサルタンツ協会から出版されました。
4-4.
人と森林−東南アジア、極東ロシア、日本における政策と実践:書籍紹介
(2004/1/18)
英文の本で恐縮ですが、"People
and Forest -Policy and Local Reality in Southeast Asia, the Russian
Far East, and Japan" 日本語に訳すと表記の表題の本が、Kluwer出版社から出版されました。財団法人地球環境戦略研究機関の森林保全プロジェクトによる研究成果の一部を中心に編纂されたもので、編者は、同プロジェクトの東京大学の井上真、岩手大学磯崎博司の両名です。
4-3. もう一つの森林問題(「北方林」をめぐって)(2002/9/15)
北海道富良野にある東京大学演習林で北日本林業経済研究会が主催する「今持続可能な森林経営を北海道で考える」いうテーマのもとにシンポジウムがあり、「『持続可能な森林経営』の国際的な展開と北海道の森林管理」と題する報告をさせてもらう機会がありました。
4-2.
アマゾンの森林から考える
(2001/6/25)
国際協力事業団の調査ではじめてブラジルのアマゾンに行って来ました。世界で最大の熱帯林の現地から熱帯林の将来を考えてみました。
4-1. FAOによる2000年時点の世界森林資源調査調査結果(2001/5/11)
20年前に熱帯林問題を地球環境問題の主役にしたきっかけはFAOの行った熱帯林始業評価プロジェクトだったが、その流れで1990年、1995年と行われてきた世界森林資源評価の2000年版が3月にローマで行われたFAO林業委員会で報告され、インターネット上で公表されています。
5.熱帯林・途上国の森林ガバナンス
5-12. 岸田総理のブラジル訪問ーブラジルと日本の森林保全を巡る動向 (2024/5/8)
連休中(6月1日から6日)に岸田総理は、フランス・ブラジル・パラグアイを訪門しましたが、その中で、ブラジルはアマゾン森林の資源大国で、今年はG20の議長国、来年は気候変動枠組み条約COP30の主催国で重要です。森林のガバナンスに関して、どんな議論があったのかな?
5-11. 大地に根づく友好の森林ー日中緑化交流基金の活動記録 (2023/9/15)
1972年に日本と中国が外交関係を結んで国交正常化してから50年が経ちましたが、二国間の関係は不安定な状況です。(中国、日本産水産物の加工・販売を禁止)東アジアの大国中国との関係をどう構築していくかは(国としても市民としても)大切な課題ですが、最近、「日中緑化交流基金」という団体が2020年に出版した「日中緑化交流基金終了記念誌ー「大地に根付く友好の森林」という書籍を読む機会がありました。
5-10. 天皇のインドネシア訪問とインドネシアの森林問題 (2023/7/15)
天皇皇后両陛下は、6月17日から23日の日程で、インドネシアを訪問されました。即位後はじめての外国訪問。両国関係が結ばれて65年、アセアンとの関係がむすばれてから50年など節目の年、といった説明がされていますが、前の天皇いまの上皇が1991年初めて外国訪問されたのもインドネシア(タイ・マレーシアとともに)なのだそうです。
5-9. 熱帯の森林減少の解決にはーー途上国の貧困率を低下させる基盤整備が必要 (2023/3/15)
2月18日に都内で開催された「持続可能性と資源貿易研究会」に久しぶりに出席し、森林総研宮本基杖さんの「熱帯林減少の原因と解決策―貧困削減が森林減少の防止に有効―」という報告を聞きました。(日林誌2月20日掲載論文「熱帯林減少の原因と解決策―貧困削減が森林減少の防止に有効―」の解説)
5-8. 第20回中国共産党大会政治報告での地球環境問題、森林問題 (2022/12/15)
第20回共産党大会は10月16日から開催さえれ冒頭、習近平総書記が政治報告を行いました。グローバルな視野から森林政策をフォローするこのページでも世界で一番GHGを排出する大国中国の、地球環境問題への取組や森林政策への認識は興味があり、内容をフォローしてきました。
5-7. ポスト天然林時代雄東南アジア林業-林業経済学会2020年春季?大会シンポジウムから (2020/10/1)
9月4日林業経済学会春季大会のシンポジウムにオンライン参加しました。名古屋大学で3月に開催される予定が延期となって秋に春季大会イベントが開催されたモノ。
5-6. 書評:東アジアにおける森林・木材資源の持続可能な利用―経済学からのアプローチ (2018/12/22)
林業経済誌11月号に筆者の標記書評が掲載されました。経済のグローバル化に応じた森林管理のグローバル化をどのように達成できるのか。違法伐採問題など森林管理の施策を国を超えたグローバルな視点から検討することに問題意識をもっきました。
5-5. 第19回中国共産党大会政治報告での地球環境問題、森林問題 (2017/11/26)
10月開催された第19回共産党大会は冒頭、習近平総書記(国家主席)による3時間半に及ぶ異例政治報告が行われました。
5-4. 「アジア森林パートナーシップ(AFP) 第9回 会合」の結果概要 (2010/9/12)
8月4日(水曜日)〜8月6日(金曜日)の間インドネシアバリ島において、違法伐採の対策を含むアジア太平洋地域の持続可能な森林経営の推進を目的とした「アジア森林パートナーシップ(AFP) 第9回 会合」が開催されました。
5-3. アジア森林パートナーシップ第8回会合 (2009/7/13)
5月27日(水曜日)〜5月29日(金曜日)の間、インドネシア共和国バリにおいて、違法伐採対策の推進を含む、アジア地域の森林の持続可能な経営の推進を目的とした「アジア森林パートナーシップ(AFP)第8回会合」が、違法伐採及びそのREDD(途上国における森林減少・劣化に由来する排出の削減)への影響をテーマに開催されました。
5-2. アジア森林パートナーシップ第7回会合 (2007/12/16)
11月12日(月曜日)〜15日(木曜日)まで、横浜市内でアジア森林パートナーシップ(AFP)第7回会合が開催されました。今次会合は、本年で終わる第一フェーズの評価を行うとともに、来年からの第二フェーズの計画を作成しました。
5-1.アジア森林パートナーシップ第二回実施促進会合(2003/7/21)
7月9日10日インドネシアのジョグジャカルタにおいて、アジア森林パートナーシップ第二回実施促進会合が開催されました。概要報告。
6. 米国の森林と林業
6-5. 米国南部の家族経営林ー林業が成長産業化するグローバルな条件 (2019/10/15)
ウッドマイルズフォーラム2019の中に、ウッドマイルズフォーラム前会長熊崎実さんの、「躍進する合衆国南部の家族経営林とチャック・リーヴェル」の話題提供ががありました。
6-4. 米国の都市の森林の減少が何をもたらしているか (2019/9/15)
CNNのウェブサイトに標記の記事が掲載されているよ、という連絡を読者からいただきました
、US cities are losing 36 million trees a year. Here's why it matters and how you can stop it
6-3. 南東アラスカ クルージングの旅 「フィヨルドの原生林から日本の神社へ−つながる環境の輪」 ( 2006/10/9 )
南東アラスカ旅行への同行者から投稿がありました。(一般市民の目線から)
6-2. 南東アラスカの森林管理を巡って −トンガス国有林 (2006/9/10)
今年2006年8月に参加したアラスカの温帯雨林観察ツアーのテーマである、同地域の森林管理について、気のついたことを書き留めておきます。
6-1. トンガス国有林とその周辺の旅 (2006/9/10)
8月16日から25日までの10日間長期の休暇をとり、南東アラスカに行ってきました。国際温帯雨林ネットワークというNGOが呼びかけたアラスカ南東部の森林の視察ツアーに参加したものです。
7. 欧州の森林と林業
7-2. 2030年に向けた新EU森林戦略ー森林林業基本計画とどう違う? (2021/8/15)
日本の森林林業基本計画、Zoom会議などで視てきましたが、林政審議会土屋会長が指摘されていたように、グローバルな視点から日本の森林政策を評価してみよう、おもっていると、ちょうど、「EUの新たな森林戦略」が7月14日に公開されました。
7-1. ドイツにおける木材産業の動向 (2013/1/27)
ドイツの森林や林業木材産業の動向は、去年のNHKクローズアップ現代でも日本の現状との比較で議論されていますが、菅直人元総理がドイツで林業の現状にふれて、日本の林業再生に関心を持っていたという話は有名な話で、民主党政権下の森林林業再生プランのポンチ絵にもドイツ並みの・・・を達成という言葉があります。
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