FAO林業委員会2012(2012/10/29) |
国際食糧農業機関FAOで森林林業分野の活動の意志決定のため2年に一回開催されている林業委員会(Committee on Forestry 2012)が9月21日から24日にかけて、開催されました。 リオ+20の直後に開催された今回の会合で、森林や林業の立場からリオ+20の結果にも基づいてどんな展開になるかが、議論の中心になりました。 そのなかで、強調されているのは、@持続可能な森林管理のガイドラインがが熱帯林や個別の説明資料にはなっているが、、包括的なものがないので、FAOが全ての森林の持続可能な森林についての技術的サポートをする必要(Uパラ6)、A木材に利用拡大が持続可能な社会にとって重要であり各国の努力が必要(Uパラ9)、Bその上で、製品の合法性と持続可能性が重要である(Uパラ12)などの点であり、今後の活動の柱として提言されています。 その他に、この会議では、FAO林業局の幅広い国際的なネットワークの情報収集の結果としてのState of the World Forests
2012が公表されました。このシリーズが1995年に公表されてから、10冊目の区切りの公表となるので、今までのバックナンバーの解説もふくまれています。 chikyu4-15<cofp2012> |
■いいねボタン
|