米国南部の家族経営林ー林業が成長産業化するグローバルな条件 (2019/10/15)

ウッドマイルズフォーラム2019の中に、ウッドマイルズフォーラム前会長熊崎実さんの、「躍進する合衆国南部の家族経営林とチャック・リーヴェル」の話題提供ががありました。

冒頭で紹介された左の図は、もともと、熊崎さんが中心となった近著森林未来会議のから引用されたモノです。

米国南部マツ地域の造林が近年、施肥、育種、バイテクなどの力で短伐期・高成長の方向で進んでおり、CLTの素材として期待されている、という話しです。

ウッドマイルズフォーラム2019のテーマが、「木材調達の側面から中大規模施設の木材利用を検証する」であり、CLTなどの木材側の技術開発をバックに、都市で木材需要を拡大しようという方向性についての議論でしたが、この話題提供は、グロバルマーケットの中の木材はどんどん発展しており、木材調達の側面だけでなく、供給側の側面をよくみていかないと、日本の木材は循環資源とならないのでないか、という重要な問題提起を含んだモノでした。

ご関心のある方は報告資料森林未来会議最終章をご覧下さい。

chikyu6-5<USnanbu> 



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