APEC林業担当大臣会合とグリーン成長(2011/9/29) |
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9月6日から7日、北京でAPEC(アジア太平洋経済協力会議)で初めての「林業担当大臣会合」が開催され、「第1回APEC林業担当大臣会合 森林と林業に関する北京声明」が採択されました。 林野庁プレスリリース 世界のGDP5割貿易量4割を持つアジア太平洋地域21カ国のAPECでは地域の森林問題についての関心が示されてきましたが(2007年シドニー宣言(小サイト内))、森林行政の責任者の集まりが初めて開催され、持続可能な森林経営や、合法的に伐採された林産物の促進を進めていくことになりました。 「林業 は、その独特役割と持続可能な開発へ貢献によりグリーン成長を達するための先導的セクターとなる潜在力を有してい ることを認識し」と宣言の中にグリーン成長ということばが、4回もでてきます。 グリーン成長は先進国クラブであまり南北の調整という政治的なエネルギーを使わない分だけ、自由な発想で経済政策を提唱してきたOECDが、2009年の閣僚会議でグリーン成長に関する宣言という形で提唱してきたもので、今年の理事会でグリーン成長戦略を発表しました。 「グリーン成長に向けて」日本語版要約 グリーン成長とは「政策の転換を図り、環境保護や気候変動対策関連の技術開発や行動を経済成長の後押しに利用する」といった意味合いを持っています。 消費の環境へのシフトと経済の成長のリンクの位置にいる森林林業の政策論の中で、来年のRIO+20会議に向けてさらに進化されるグリーン成長のコンセプトは重要な位置にあると思います。 chikyu1-22<APEC2011> |
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