5月16日(月)から27日(金)まで、国連本部(ニューヨーク)において、国連森林フォーラム第5回会合(UNFF5)が開催され、国連加盟国100カ国以上が参加したほか、森林に関連する多数の国際機関・条約事務局、NGO・産業界・先住民社会等からの参加がありました。
今次会合の目的は、国連森林フォーラム(UNFF)のこれまでの実効性を総括・評価した上で、法的拘束力のある枠組(森林条約)を含む森林に関する今後の国際的枠組のあり方について取りまとめる、という課題をもって開催されましたが、具体的な合意をえることはできませんでした。
ただ、「森林減少ペースの反転や、保護地域面積の倍増、持続可能な森林からの木材の流通促進など、具体的な目標を絞って議論を進める方向では一致し」(暫定合意)、来年2月13日から26日まで開催されるUNFF6で合意を目指すことを決めたました。
資料
林野庁の関連するプレスリリース(6/1)
国連森林フォーレムの背景(英文UNFFホームページより)
アースネゴシエーションレポートのUNFF5報道
UNFF5についてのNGOの声明
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