第五回国連森林フォーラム(UNFF5)が決定したこと(2005/7/10) |
UNFFのHPに、先の第五回会合の決定事項の実質的な内容に当たる文書が、未定稿の形で、"Decision of the Forum brought to the attention of and for the adoption by the Council"(経済社会理事会で留意され採択されるためのフォーラムの決議)として公開されました。(pdfファイル)l NGOが「今回の会合は(予想されたとおり)何も決めなかった」と指摘しているとおり、その内容は「第六回会合まで検討する」ということを決めた、というものですが、「検討のベース」として添付されている「議長による文章草案」は重要な内容を含んでいると思います。 特に第一の目標として仮合意した「世界中の森林面積の減少を逆転させる」とした部分は、2002年のヨハネスブルグサミットの報告(pdfファイルダウンロード)の天然資源の管理の記述(パラグラフ24など)から引用されたものですが、森林面積という、リモートセンシングにより第三者がモニタリング可能なわかりやすい指標が、国際約束の中核にすわるというのが魅力的なところです。 chikyu 1-10 <unff5-2> |
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