G8サミットハイリゲンダム会合の森林問題(2007/6/17) | ||
会議の主たる合意文書となった「世界経済における成長と責任」と題する文書の中の森林に関する記述は以下の通りです(外務省仮訳)
外務省の該当日本語ページ ハイリゲンダムサミット公式ページ(英文) 2005年グレンイーグルスサミットでは、違法伐採問題という切り口で持続可能な森林管理をとりあげています(本HP内関連ページ)。また昨年のペテルスブルグでは「エネルギー安全保障」という文脈で簡単な記述でした。今回は気候変動という枠組みの中で、「熱帯林の減少に伴う排出量の問題」「違法伐採問題への取組」そして「UNFF7合意]と包括的な記述となっています。 先進国が熱帯林の保全を議論するときに避けることができない、「保全のための追加的な資金」という点からすると、熱帯林減少の排出量問題(本HP内関連ページ)と、UNFF合意(本HP内関連ページ)への言及はきわめて自然なことです。 国際政治の最もレベルの高いコンセンサスペーパーに記載された「持続可能な森林管理についての追加的行動の検討」をどう進めるか、来年の洞爺湖サミットにむけた課題だと思います。 本HPでも過去の主要国サミットでの森林問題の取り扱いを資料として掲載していますこちらから。 |
■いいねボタン
|