資料:地球環境森林問題基本年表

森林が地球環境問題となった80年代から、地球サミットを挟む、20年間の森林問題をめぐる国内外の出来事を年表にまとめてみました


80年代の初頭に熱帯林の減少状況を劇的に明らかにしたFAOとUNEPの熱帯林評価報告書を出発点として、世界中で取り組んだ熱帯林行動計画の行き詰まり、地球サミットで森林条約をめぐる途上国と先進国の相克、NGOの台頭、そして、持続可能な森林経営をめぐる基準と指標の議論・森林認証へと続くこの20年は、国際的には@熱帯林問題から全ての森林の問題への課題の広がり、A持続可能な森林経営に対する認識の深まり、という流れであり、また、日本にとって、B熱帯林国への援助の問題から、日本国内の深刻な林業問題の地球規模の文脈での認識への発展ということになろうかと思います。


各事項に関する情報がネット上で入手できるものについてはリンクをさせています。ネット上にあふれるような90年代の情報に比べ、80年代のものは入手が困難ですが、FAOの林業局が出版している機関誌UNASYLVAの過去の版の記事全てがウェブ上で入手可能になっており、有力な情報源です。

年表はこちらから入手してください



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