世界と日本の森林の今ー世界森林資源調査2020の公開はじまる(2020/6/15) |
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このところ5年に1度公開されている、FAO国連農業食糧機関の世界森林資源調査2020年版の公開が始まりました。Global Forest Resources Assessments 林野庁のサイトに翻訳が掲載されています。世界森林資源評価2020主な調査結果(仮訳) そもそも、ローカルな課題だった森林問題が突然地球環境問題になったのも1980年代初頭のこの調査などがきっかけです。 このサイトでも5年に1度の森林の現況を伝える、この報告書については、確りフォローしてきました。 世界の森林資源調査2015の内容(2015/10/24) 概要を紹介しましょう。 詳細版は追って公表されるそうですが、今回はKey Findingの紹介で以下の見出しが並びます ★森林は世界の陸地の約三分の一に広がる_ 森林の状態を色んな角度から検討すると共に、管理水準を評価しようという狙いですね。 より詳細な分析や236の国・地域からの個別報告を含むFRA2020の詳細版(main rport)は、2020年6月に公表される予定で、また、FRA2020の完全データベースは2020年半ば以降にオンラインで公開されるのだそうです。 まえがきには趣旨が、「FRAが示す情報は、世界の森林の状態やその変化に関する包括的な概況であり、そのような明確な全体像は森林・林業に関する適切な政策や施業、投資の策定に資するものである。」とされています。 是非日本の管理水準が全体の中で、どんなになっているのか?検討材料にしていきたいですね。 chikyu4-21<GFA2020> |
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