持続可能な森林経営のための勉強部屋
循環社会へ 地球の森林 国内森林政策 トレサビリティ 国際条約 貿易と環境 エネルギーと指標 ご意見


0.循環社会のページのはじめに

このセクションでは、このサイト全体のバックボーンとなる、循環社会の理念概念と、その達成手段についての理論的な部分をカバーしています。

「持続可能な森林経営の実現のための政策手段について」を主題とする、このサイトの一番最初のセクションで循環社会を位置づけるのは、木材がライフサイクル全体にわたって省エネ、化石燃料代替型のエコマテリアルという事実によります。

木材のライフサイクル分析など具体的な事項はセクション4の場で行いますが、循環社会の基本議論は本セクションでカバーしています。

1. 循環社会と持続可能な森林経営をめぐる基本的アイディア

1-35.シンポジウム「森林と健康の新時代」ー企業で働く若者の健康と森林の関係は? (2023/12/14)

9月30日久しぶりにリアルに開催された、林業経済研究所がかかわっている、シンポジウム「森林と健康の新時代ー脱コロナ禍の若者たちへー」に出席してみました。このイベントの報告は、毎年林業経済研究所が発行している月刊誌林業経済3月号に詳しく報告されます。

1-34.木密地域とはー100年前の関東大震災の教訓 (2023/9/10)

今年の9月1日の100年前に関東大震災がおこりました。過去の経験から何を学ぶか?という観点で、「木密」、原点は江戸城下町 震災や戦災復興後、延焼リスクは何度もという記事が配信されました。(朝日新聞8月30日1面トップ記事かな?)

1-33.令和臨調と森林ガバナンス (2023/8/15)

昨年6月に「令和国民会議」(略称令和臨調)という会議が立ちあがり、議論が進んでいるようです。もともと臨調とは「臨時行政調査会」の略で国鉄・電電公社・専売公社などの民営化・行革などに繋がった総理の諮問機関(1981)(第2次臨調=土光臨調)

1-32. 「「総有」の概念を用いた「入会林野」の現代的変容が促進する人工林整備要素の分析ー現代総有研究会報告 (2023/7/15)

前にもご案内しましたが、昨年入会した現代総有研究会。本年3月に開催された、研究会でコメンテータという仕事をしました。この度、その結果が掲載されている、現代総有誌5号が発刊となり、内容が報告されたので、概要報告をいたします。

1-31. 「ビジョン2050 日本が輝く、森林循環経済」の公表ー(一社)プラチナ構想ネットワーク (2023/6/10)

前にも活動の一端を紹介しましたが、元東京大学総長現三菱総研理事長小宮山宏さん主導されている、「地球が持続し、豊かで、すべての人の自己実現を可能にするプラチナ社会の実現を目指すプラチナ構想ネット―ワーク その団体の「プラチナ森林社会ネットワーク」という組織が、「ビジョン2050 日本が輝く、森林循環経済」という文書を公表しました。

1-30. 牧野富太郎と四国の国有林(と私) (2023/6/10)
NHKの朝ドラ、2023年春から108作「らんまん」

主人公のモデルは日本の植物学の創始者というべき、高知出身の牧野富太郎

植物学と森林は、森林を管理するうえで、最も基本的な情報の基盤ですので、森林管理するシステムとはいろんなつながりがあるはず。ということで、ネット上を探していたらありました。

1-29. まち再生の議論を早急にー都市が森林・自然を見直すチャンス (2022/4/15)

ウッドマイルズフォーラム会長、もと日本建築士会会長藤本昌也さんから、お住まいの山形県新庄市で、だれでも読んでいるメジャー紙山形新聞のオピニオンというコラムに掲載された、「まち再生の議論早期に! 人口減少顕著な県内・小規模、共用、共同が鍵」という記事のコピーを送っていただきました。

1-28. 美しい木組みの家ー古民家になる家と森林との関係 (2021/12/15)

建築設計事務所主宰、ワークショップ木組みの代表をされている、松井郁夫さん(ウッドマイルズフォーラム会員)から、美しい木組みの家「いつか古民家になる」という題の近著をいただきました。

1-27. 森林のガバナンスからみた「人新生と『資本論』」 (2021/5/15)

コロナ渦の大型連休中、何人かの方に勧められ、今評判(?)の「人新生(ひとしんせい)と『資本論』」という新書本を、読んでみました。筆者は斎藤幸平35才(34才?)

1-26.カーボンニュートラルな社会 の中での木材利用 市民研入門講座 (2021/4/11)

NPO法人市民科学研究室(市民研)という団体があって私もかかわっていましたが、4月5日その団体の入門講座というところで、「カーボンニュートラルな社会の中での木材利用」という話をさせていただきました(もちろんZOOM会議)

1-25.みどりの食料システム戦略の中の森林林業木材産業 (2021/4/11)

農林水産省が、3月26日「みどりの食料システム戦略」の中間取りまとめというのを発表しました。「食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現〜」というサブタイトルがついているので、森林林業分野はどうなっているのかな、読んでみました。

1-24.東日本大震災3.11_10年ー福島に国際研究機関をつくるとしたら (2021/3/15)

原発事故から10年たって、福島の今後をどうする?そういうというテーマでNHKの日曜討論をみていたら、福島の浜通りに国際研究教育機関を創るんだそうです(ね)。

1-23.汚染者負担の原則によるカーボンプライジグ(炭素価格付け)が市場に与える影響 (2021/2/12)

日経新聞社の主催で「森林保全と都市木造化で持続可能な未来へー木が実現するレジ離縁とな社会づくり」というイベントが開催さた(そうです)。(ごめんなさい)午前中は森林保全の取組、午後は都市木造化と、丁寧な講演とディスカッション。

1-22.汚染者負担の原則によるカーボンプライジグ(炭素価格付け)が市場に与える影響 (2020/12/14)

林業経済学会 2020年秋季大会が1日から6日にかけてオンライン開催。Zoomでの発表会で6日午後、標記の題で報告しました。

1-21.コロナ渦からの「緑の回復」(グリーンリカバリー)論と森林 (2020/9/15)

気候変動に対処するためゼロエミッションに向けて大きな動きが広がる中でのコロナ渦。ここから、どうたちなおるか、という議論の中で、以前よりも持続可能な社会に作り替えようという議論がが広がっています。グリーンリカバリー(緑の回復

1-20.ある建築家の60年にわたるまちづくりの経験と「小さな林業」ー「新ローカリズムの思想を語る」から (2020/9/3)

8月23日ウッドマイルズフォーラム会長藤本昌也氏の講演会、演題は「新ローカリズムの思想を語る-建築人としての「理念」と「作法」」がありました。

1-19.「世界の行方を問うー岐路に立つ国際秩序と地球環境」の中の森林業 (2018/11/25)

11月24日に東大本郷キャンパスで開催された、地球システム・倫理学会第15回学術大会シンポジウム、「世界の行方を問うー帰路に立つ国際秩序と地球環境」というイベントに出席してみまし(林業経済学会大会二日目はお休みして)>

1-18.森林に関わる幸福度の実証分析 (2018/11/25)

9月に開催された環境経済・政策学会2018大会コレクションで紹介した、「農山村において森林に関わる幸福度に影響を及ぼす要因の実証的検討:滋賀県野洲川上流域対象として」について、報告者の滋賀県立大学高橋卓也さん、関連情報をいただいたので、紹介します。

1-17.Soiciety5.0の中の森林・林業 (2018/10/21)

9月13日に開催された森林計画学会秋季セミナーに顔を出してみました。直接聞くことができなかったのですが、プログラムにすこし気になった報告があったので、報告者(京都府立大学田中和博教授)にお願いして資料をいただきました。

1-16.日本における水その他の生態系サービスへの支払い(国際学会報告に参画) (2018/7/16)

7月2日から5日までノルウェイで開催された、 Payments for Ecosystem Services (Forests for Water)生態系サービスへの支払い(水のための森林)と題するワークショップ(COST Europian Cooperation of Science and Technology主催)で、滋賀県立大学高橋教授が、Woodlinds for Water and other PES schemes in Japan(日本における水その他の生態系サービスへの支払い)と題する報告をしました。

1-15.生物多様性保全と持続可能な消費生産ガイドブック (2018/7/16)

野生生物保全論研究会は、「生物多様性保全を促進する消費・ライフスタイル形成、普及に関する調査研究・啓発活動〜普及啓発の論拠の点検から持続可能な消費・生産(SDGs目標12)、地域活性化との連携・展開を目指して〜」のを実施しています。

1-14. 生物多様性保全と持続可能な消費・生産 (2018/1/21)

NPO野生生物保全論研究会(小林秀雄会長)が2016年度から実施している、「生物多様性保全を促進する消費・ライフスタイル形成、普及に関する調査研究・啓発活動〜普及啓発の論拠の点検から持続可能な消費・生産(SDGs目標12)、地域活性化との連携・展開を目指して〜」というプロジェクトに参画してきましたが、このたびその中間報告書が公表されました。

1-13. 「里山資本主義」続き (2013/9/28)

NHKエコチャンネルでに掲載されているNHK広島放送局が作成した、「里山資本主義 〜革命はここから始まる〜(1)」という番組がは、小サイトでも紹介しました(里山資本主義vsマネー資本主義(2012/1/28))が,その後の続編も含めた、シリーズ全編が里山ヂカラというページでみられます。

1-12. 東日本大震災とポスト3.11 (2011/3/29)

東日本大大震災で被災された皆様に様に心からお見舞い申し上げます。
3月11日午後に発生した、東北と関東北部の沖合を震源としたマグニチュード9,0の大地震と直後の太平洋岸に襲来した巨大津波が北日本の太平洋岸の各地域の生活、生産、エネルギー供給拠点に多大な被害を及ぼし、直接被害を受けた地域のみでなく、この地域に支えられてきた巨大な首都圏の生産、生活にも大きな影響を与えることとなりました。

1-11. 低炭素社会を主導する地方自治体 (2009/5/25)

4月下旬ウッドマイルズセミナーin美幌というイベント(イベント概要はウッドマイルズ研究会HP)で、北海道美幌町に伺う機会がありました。人口2万2千人、東北海道の北見、網走の中間にあるまちです。

1-10. 持続可能な社会の中の生物多様性と低炭素社会 (2008/12/14)

11月23日に盛岡市で開かれた社団法人東北地域環境計画研究会「森への恩返し -CO2吸収力を活かす-」というフォーラムで「CO2の排出量取引と森林・木材の環境貢献度『見える化』」 という話をさせて頂く機会がありました。

1-9. プランBと森林資源の価格 (2004/6/13)

地球白書のワールドウォッチ研究所を率いるレスターブラウンの講演が6月の上旬に数カ所でありましたが、その中の一つ、シンポジウム「自然エネルギー拡大の政策と税制」に出席しました。

1-8. 日本の森を育てる木づかい円卓会議が発足 (2004/5/16)

日本木材学会が音頭をとり「市場経済における国産材の取引や流通を拡大するための仕組みを考える」という大変野心的なテーマを掲げる表記の会議(川井秀一日本木材学会会長が議長)が開催されました。

1-7 循環社会の中の森林と木材ー富山県林業カレッジにて(2003/3/16)

3月10日富山県の林業カレッジ公開講座で「循環社会の中の森林と木材」という題で話をする機会がありました。聴衆は森林組合の職員、県行政の関係者など百人ほどでしたが、2時間という時間を頂き、小生としては小サイトで積み重ねてきた内容を林業関係者向けにしたメッセージ時間の制約なしにお話しできる大変良い機会となりました。(使用した資料やパワーポイントのファイルを資料室におきます。)

1-6. 一枚のグラフの説得力(2002/10/11)

北海道大学で開催された環境経済政策学会のシンポジウムで基調報告にたった北海道大学小野有五教授は、冒頭一枚のグラフを示しました。科学的な知見が世界の政治を動かす可能性があるということを示すグラフです。詳細


1-5. 「自足型社会」とバイオマスエネルギー(2001/6/25)

科学技術振興事業団が実施している戦略的基礎研究j事業の中に「農山村地域社会の低負荷型生活・生産システムの構築」というタイトルの研究があります。この研究のグループと議論する機会がありました。(詳細


1-4. 新世紀に当たり循環社会再考 (2001/1/11)

20世紀の大量消費社会からいかに早く決別してあらたな循環社会への転換をはかるかということが21世紀の課題となっているというのは、小サイトのバックボーンとなるテーマです。2000年から2001年への世紀の変わり目の冬休みに、「リサイクル幻想」、「限界を超えて」という2冊の本を読み、循環社会について考え直してみました。詳細

1-3.スライドショウ 「来るべき循環社会と日本の森林林業の将来」 (ver4)(2000/6/1)

21世紀のキーワードである循環社会と森林林業の将来についてについて話をしたり聞いたりしてくる中で作成したスライドショウをこのウェブサイト全体のイントロとして掲載します。(詳細

1-2.持続可能社会における循環の意味(京都大学 大内正明教授)(2000/11/13)

去る10月15日三重大学で「21世紀循環型社会における森林の可能性」と題する公開講演会が日本林学会中部支部により開催されました(平成12年度文部省科学研究費補助金研究成果公開促進費による助成)。魅惑的なテーマに誘われて出席してきましたが、期待に違わず充実した講演会でした。(詳細

1-1. トヨタ自動車のメセナ活動「『杜の会』からの提言書」(2000/8/15)

2000年7月の上旬愛知県豊田市にある「トヨタの森」を訪問した際、ご案内いただいた池上さんから一冊の報告書を見せていただきました。(詳細

 

2.循環社会のバックグラウンドデータ集

2-4.米国で史上最大の林業実験ーNature誌news(2021/6/15)

5月21日付けNature誌_newsControversial forestry experiment will be largest-ever in United States(物議を醸す米国史上最大の林業実験)と題する記事が掲載されました。自然保護と木材生産という永遠の課題に挑む実験計画が長い議論の末に開始 さわりをご紹介します。

2-3.どんな森林の機能が高いのか?文献検索ー森林の多面的機能に関するQ&A公開(2019/11/15)

最近森林の多面的機能に関するQ&A(平成28年度森林整備保全事業推進調査成果物より)というページが、林野庁のサイト内に公開されました(11月9日)。林野庁の委託をうけて林業経済研究所が実施した、平成28年度森林整備保全事業推進調査(文献収集期間:平成26年度〜平成28年度)により取りまとめたものです。林野庁の委託事業にはいろいろ関わりましたが、この作成作業には思い入れがあります。林野庁が提示した、以下の95問にその道の研究者が根拠となる学術文献を示しながら答えています。

2-2.資料  21世紀の世界の人口

国連の人口基金は、世界の人口は昨年の10月12日に60億人を越えたと発表しました。

1960年には30億人だった人口が40年の間に倍増したことになります。20世紀後半のこの異常な事態が、21世紀になにをもたらすか、そして何の変更をもとめているか、これが循環社会論の原点です。

21世紀の人口の見通しを国連人口局(Department of Economic and Social Affairs Population Division)が推計しています。http://www.undp.org/popin/wdtrends/p98/fp98toc.htm

2050年の人口は約90億人。増加分はすべて途上国で発生という予測です。


2-1世界の今日の人口は?

6,048,258,866人(グリニッジ標準時3月3日午後6時14分1秒)だそうです。
刻々とふえる、世界の人口をリアルタイムで表示するサイトhttp://opr.princeton.edu/popclock/があります。迫力があります。
基のデ
ータは米国政府統計局http://www.census.gov/cgi-bin/ipc/popclockwによっています。

 

3.世界と日本の木材利用推進の動き

3-33.日米加の木材利用推進策の共有の場になるか?−日米加JAS 技術委員会及び建簗専門家委員会(2024/9/12)

8月下旬に米国で開催された標記会議に出席した林野庁福田木材産業課長から、会議の報告資料概要の資料をいただきました。

3-32.国産木材活用住宅ラベルースギなどの国産材を活用した住宅の表示制度(2024/8/15)

江東区木場に(公財)日本住宅・木材技術センターという林野庁が所管する木材と、国交省が所管する住宅の二つを連携させる技術基準などを運営している大切な組織があります。

3-31.「木のオリンピックで街を変える」ー2024パリオリ・パラ大会と木材の利用(2024/4/11)

4年に一回の国際的な大イベント、オリンピック・パラリンピック、パリ2024大会が7−8月に開催されます。このサイトではこのビッグイベントで木の利用がどのように訴求されてきたか、という観点で追っかけてきました。

3-30.ビッグビジネスの木材利用の道筋ー第15回「新たな木材利用事例発表会」から(2024/3/14)

毎年開催している「新たな木材利用事例発表会」1月29日新木場の木材会館で開催されました。久しぶりで、木材会館にいってきました。全木連が主催するこのイベントは、しっかりした報告ページができていて、プレゼン資料、プレゼン概要、アーカイブ動画など、すごく丁寧な報告ページがあるので、こちらをみれば、詳しい内容はわかります。

3-29.木をつかってサステイナブルな社会を!ー全国木材産業振興大会から(2022/12/10)

第57回全木木材振興大会群馬大会が10月19日に高崎市で開催されました。ことしは別のイベントと重なって出席できなかったのですが、配布資料をいただいて見てみたら、大会宣言のタイトルが、「木を使ってサステイナブルな社会を!」 いままで、主催者としてかかわったことのある木材事業者大会ですが、どんなタイトルだっかな?という気になり、今回の大会を、過去の大会との関係で振り返ってみました。

3-28.木材利用とビックビジネス(1)ーT工務店(2022/12/15)

10月17日、所属している日本林政ジャーナリスト会議が主催した共同取材のイベントで、木材の集積地(で昔あった)木場のフラッツウッズ木場という建物を見せてもらい、大手スーパーゼネコン竹中工務店の木材への取り組みに関するレクチャーを聞く機会がありました。

3-27.木づかいシンポ2022ー木材利用とビックビジネスー企業の環境志向の中での新たな可能性(2022/11/15)

10月7日都内で開催された、木づかいシンポジウム2022に参加しました。木づかいで始まる脱炭素社会!日本の森は「使う」時代へ  いま、木造・木質中高層ビルが熱い!というキャッチコピーで、「木づかいをめぐる各業界リーダー30人が集結し討論を広げる、かつてないシンポジウム」です

3-26.山の利、都市の利−暮らしから森を見つめなおす(2022/4/26)

4月17日「生活の中から、日本の森林・林業を考える」というシリーズシンポジウム「山の利、都市の利」暮らしから森を見つめ直すに参加(zoom)しました。

3-25.ウッド・チェンジ〜木づかいが森をよくする暮らしを変える〜脱炭素社会の実現に資する木の時代はくるかー第1回木材利用促進月間から(2021/11/15)

新しい木材利用促進法(脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律)で10月が木材利用促進月間となりました。各省庁のHPにそのことが告示されています。10月は「木材利用促進月間」ですウッド・チェンジ 〜木づかいが森をよくする暮らしを変える〜国交省環境省経産省林野庁 ウッドマイルズなど、木材の環境的側面に着目して普及を追いかけてきた、勉強部屋にとっても、大切なイベント月間かも・・・

3-24.全国木材産業振興大会札幌大会に出席−どんな形でSDGs?(2021/10/22)

10月14日に札幌市で開催された、第55回全国木材産業振興大会に出席しました。毎年全国で順番に開催される木材業界の大会。(こちらに資料の一部を)昨年はコロナで中止で、東京から地方に行くと嫌われるコロナ渦がすこち落ち着いたので、一年ぶりに東京を離れて地方の大イベントにウェブでなくリアルに出席!!

3-23.需要者からみた木材の時代ー木材利用促進法施行記念シンポ(2021/10/25)

新しい木材利用促進法(脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律)で10月8日が木の日になりました。同日に開かれた、「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」施行記念講演会・シンポジウムというのに、行ってきました。

3-22.カーボンニュートラル2050と木材利用―木材利用システム研究会で報告(2021/10/1)

9月17日、木材利用システム研究会報告大会で、「カーボンニュートラル2050と木材利用―新たな森林・林業基本計画作成過程等に関連して―」と題する報告を行いしました。カーボンニュートラル2050(以後CN50)に向けての政府の政策が、木材利用にどんな応援になってるかな?ご報告します

3-21.オフィスから森林を救うー東京からの国産材を活かす繋げるMOCTION(2021/3/15)

東京都が国産材の魅力発信拠点MOCTIONを開設した(昨年12月)というので、気になっていました。東京に多摩産材だ!というだけでなくいよいよ首都圏に国産材!!新宿パークタワービル5階 たまたま、3月7日土曜日の昼、(自転車で)新宿に行く用事があったので、訪問しました。

3-20.地球温暖化対策としての建築分野での木材利用 の促進-日本学術会議の提言(2021/2/12)

日本学術会議が昨年6月19日に「地球温暖化対策としての建築分野での建築木材利用の促進」という提言を公表しました。(紹介が遅くなってごめんなさい)日本の科学者の代表機関である(学術会議法第2条)日本学術会議(以下「会議」といいます)の提言とは、会議法(第3条)で定める「職務」として「科学に関する重要事項を審議し、その実現を図る」ため、会議の部会など(今回の場合は農学委員会林学分科会(メンバー))が「実現を望む意見等を発表すること」(会議規則第2条)なのだそうです。

3-19.「『地域の家と小さな林業』の全国ネットワークを求めてーウッドマイルズフォーラムの新たな取り組み」ー山林誌から(2020/12/20)

大日本山林会「山林」誌(明治15年創刊)No.1639号12月号に標記論説を掲載していただきました。山林会のご承諾をえて、本文をこちらに置いておきます。概要をご紹介します

3-18.「国産材産地」の恵みでつくる建築ー山形県金山町森の恵みでつくる建築セミナーから(2020/11/15)

10月31日山形県最北部金山町で開催された森の恵みで作る建築セミナーに参加しました(現地にいって!)森林のガバナンス(再造林の確保)を確立するには建築関係者と森林の関係者との連携が不可欠なのではないか?という問題意識をもって、前の日から金山森林組合の関係者にも色々お話を聞きながら、勉強をさせていただきました。

3-17.都市から木と森林のことをる考えるー市民大学森と木とくらしゼミ(2020/10/3)

東京山の上大学という市民大学を運営されている方に誘われて、同大学のシリーズ「森と木の暮らしゼミ」第3回目として9月19日「都会から木と森林のことを考える」という題で話をさせていただき楽しいディスカッションをさせていただきました。

3-16.顔の見える木材での快適空間づくりー事業の進展状況(2020/2/15)

2月10日新木場の木材会館で開催された、「令和元年度当初顔の見える木材での快適空間づくり事業 報告会」に出席しました。最近気になっていた、大きな林業と小さな林業(山づくりのために木造建築ができることー森林総研公開講座から)

3-15.山づくりのために木造建築ができることー森林総研公開講座から(2019/11/15)

10月17日に開催された森林総研主催公開シンポジウム、「山づくりのために木造建築ができること」に出席しました。東京大学生産技術研究所の腰原幹雄教授の、「森と都市の共生 ―森のための建築 建築のための森 ―」と題する講演、木造建築に資する技術開発の最新の研究成果について解説。

3-14.中大規模建築物の木材利用の環境性能評価−東京2020会場の地域材(国産材)利用促進のレガシーとしての可能性(2019/11/15)

9月27-29日環境経済・政策学会2019年(SEEPS2019)大会大会で、藤原は標記タイトルで報告しました。ウッドマイルズフォーラム2019での『中大規模建築物木材利用と木材調達のウッドマイルズ評価』という報告を踏まえて、さらなる進化をさせた報告!!とう意気込みでとりくんだのですが、あまりそうはならなくてすみません。

3-13.時流をつかめー企業価値を高める木造建築ー「需要サイドからの林業改革」につながるか(2019/9/15)

ビジネスの本流の需用者からの木材利用の推進をすすめるウッドソリューションネットワークの、ユーザー向けの情報発信、「MOKU LOVE DESIGN 〜木質空間デザイン・アプローチブック〜」に続く、第二弾、非住宅木造推進アプローチブック 時流をつかめー企業価値を高める木造建築がでたので、読んでみました。

3-12.建築関係者の森林への想い(2)ー建築家の視点から見た木造建築づくりの50年間(2019/09/15)

ウッドマイルズフォーラム2109でウッドマイルズフォーラム藤本会長の最後の締めのお話。建築士の立場で森林に寄り添って活動されてた歴史です。用意されたメモをいただきました。

3-11.建築関係者の森林への想い(1)ー無垢製材で中大規模建築物(2019/08/15)

ウッドマイルズフォーラム2019「木材調達の側面から中大規模施設の木材利用を検証する」を準備する過程で、日本建築士会連合会会誌「建築士」の7月号に「無垢製材を使う中大規模の建築」という特集が掲載されていることを紹介いただきました。

3-10.民間建築物の木材の利用促進へーウッド・チェンジ・ネットワークへの期待(2019/08/15)

7月31日のウッドマイルズフォーラム2019の冒頭、林野庁長野木材利用課長は公共建築物等木材利用促進法の成果と課題、と題して話題提供をされました。

3-9.G20大阪サミットと森林・木材利用−環境閣僚会合と木造建築物の利用(2019/7/15)

20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)は最終日の29日午後、首脳宣言「大阪宣言」を採択して閉幕しました。国際経済協調の最も重要な会合Premier Forum for International Economic Cooperationといわれている、会合の中で、森林や循環社会の主役となるべき木材がどのように取り扱われるのか?気になるところです。

3-8.都市の木造建築ー全国植樹祭での天皇陛下のお言葉(2019/7/15)

6月2日に愛知県で開催された第70回全国植樹祭、天皇陛下のおことばが、11年ぶりにありました。11年前の天皇のお言葉がネット上にあったので、比較してみました

3-7.神田明神の施設で 「多摩産材」 を活用 国産材を建物に使いやすく(2019/5/15)

日経ESG誌5月号に標記の記事が掲載されました。神田明神が創立1300年を記念して開設した文化交流館EDOCCOは、内装が同神社に祭られている平将門と縁のある多摩産材を中心に構成されており、デザインを担当した乃村工藝社の地域材に利用推進への取組が紹介されています。

3-6.WOODRISE Bordeaux 2017-木材利用へ挑戦する建築関係者の国際会議(2017/12/24)

2017年9月にフランスのボルドーでWOODRISE Bordeaux 2017という、木造建築に挑む建築関係者の国際会議が開催され日本からも多くの関係者が参加したようです。日本から出席した建築関係者の帰国l報告会を聞く機会がありましたが大切なイベントだったことを知りました。

3-5.福島県産森林認証材のすすめ(2016/4/27)

福島県は、「北海道、岩手に次ぐ第3番目の県土面積、森林面積は全国第4位、関東近県に材を供給する素材生産県ですが、東日本大震災、原発事故を契機に、素材生産量が落ち込んでいます。

3-4.「新国立競技場」の木材利用。ロンドンに学びそれを超えて世界に何を発信するのか?(2016/1/17)

12月22日、2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場が、「木と緑のスタジアム」を主なコンセプトにしたA案(大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体)となることが公表されました。

3-3.「木材の利用が切り拓く未来」(2015/11/24)

国立研究開発法人森林総研の恒例の公開講演会が今年は10月15日「木材に利用が切り拓く未来」のタイトルで開催されました

3-2.東京五輪2020決定、五輪施設の未来への情報発信力 (2013/9/16)

2020年に開催されるオリンピック・パラリンピックの東京開催が決まりました。招致委員会の立候補ファイルによると、開会式が行われる主会場は国立競技場の立て替えほか、37の競技会場のうち、22会場が新設されるそうです。

3-1.バンクーバー五輪:木造施設の木材履歴 (2010/2/28)

開催中のバンクーバーオリンピックの施設は、建築物グリーン建築基準で評価していますが、BC州政府などが肝いりで木造建築の可能性を提示してます。

 

4.次世代の若者たち子供たちへ

4-8. 五輪開会式木の五輪ー前大会から展示林でそだてられた世界の木(2021/8/15)

世界中の人が見るTokyo2020東京五輪の開会式 途中(クライマックス?)で木の五輪が登場開会式の公式HPでも、4. A LASTING LEGACYとして、丁寧な解説

4-7.モットしゃちょうと、モリバーバのもりー国際的なヒット作の続きがZOOM会から?(2021/1/18)

暮れに開催された勉強部屋ZOOM会に、童話作家藤真利子さんか出席されました。まじょ子シリーズなどまじょとおひめさまシリーズで有名な藤真知子さんは、森林や環境問題に関心があり、児童向けの絵本もいくつか出版されています。

4-6.森林のルネサンス(先駆者から未来への発信)林業経済研究所70周年記念本(2018/6/24)

私が関係している林業経済研究所の70周年を記念する本が、少し遅れましたが、日本林業調査会から発売されました。森林のルネサンス 先駆者から未来への発信一般財団法人林業経済研究所 編 アマゾンのサイトでは5つ星のカスタマーレビューが着いています。

4-5.私たちの生活と森林(母校の小学校特別授業5回目)(2016/10/22)

母校である新宿区立牛込仲之小学校6年生が伊那市にある新宿の森などに移動教室に行ってくるのを前に、「私たちの生活と森林」というタイトルで「特別授業」をさせてもらうのが恒例になっています。

4-4.林業経済研究所と林業経済誌(2015/6/25)

個人的なことですが、6月から一般財団法人林業経済研究所のマネジメントの担当(所長)をしています。この6月号が800号となる「林業経済」という歴史のある月刊誌を発刊している団体です。

4-3.ウッドマスター基礎講座講習会(2015/5/25)

新木場の木材合板博物館が人材育成プログラムとして実施しているウッドマスター講習会の中の、今年度の新入社員教育をむけの基礎コースで4月14日講師を務めました。

4-2.私たちの生活と森林(母校の小学校特別授業3回目)(2014/9/21)

母校である新宿区立牛込仲之小学校の6年生が伊那市にある新宿の森などに移動教室に行ってくるのを前に、私たちの生活と森林というタイトルで「特別授業」をさせてもらった話は一昨年の勉強部屋で紹介しましたが、今年は、9月10日に三回目の授業をしてきました。

4-1.私たちの生活と森林(母校の小学校での特別授業)(2012/9/29)

52年前に卒業した新宿区立牛込仲之小学校の6年生を相手に、9月18日特別授業をさせていただきました。

 

5.グリーンサプライチェーンマネジメント

5-7.海外で社有林拡大 「排出ゼロ」実現-王子ホールディングス(2022/3/15)

日経新聞の「脱炭素社会創るという連載企画」の一環で、海外で社有林拡大 「排出ゼロ」実現 矢嶋進王子ホールディングス会長という見出しの記事が掲載されネット上に公開されています

5-6.企業のCO2ぜロ戦略と森林ー巨大企業の森林・農地所有(2020/12/14)

日経ESG12月号がアップル・フォルクスワーゲンがCO2ゼロでつくるという特集記事を掲載しています。パソコンやスマホなど製品を開発販売している米国国のアップル社が、「2030年までにサプライチェーンの 100%カーボンニュートラル達成を約束」したんだそうです。

5-5.情報公開が試す地球環境を管理するグローバル企業の可能性ーCDPフォレスト2019公開(2020/6/15)

「情報開示を通じて、投資家、企業、自治体が自身の環境影響を認識し、真に持続可能な経済を実現すべく行動を起こすよう促しています。」とする英国母国のNGOであるCDPが、森林をテーマにした報告書CDPフォレストレポート2019を公表しました。

5-4.地域工務店の今後のビジョンー森林を育てる住宅産業(2020/3/15)

2月10日新木場の木材会館で開催された、「令和元年度当初顔の見える木材での快適空間づくり事業 報告会」。そこで久しぶりにお会いした、伊佐ホームズの社長と、スタッフのKさん。報告会では、 3. 森林パ―トナーズ株式会社 森林・林業の再生、維持とA材の持続可能な新流通システムの展開、という報告をされました。

5-3.CDPの森林リスク対応調査報告書ー主な調査結果(2013/12/8)

自社事業及びサプライチェーン内における森林破壊リスクの管理に関する情報について、CDPが要求したところ、株式時価総額3兆米ドル以上の139社が問い合わせに応じた。回答率は前年比39%増。回答した企業の大半が消費者向けの事業者(60%)であった一方、ビジネス向け及び生産事業者は順に31%、9%と比較的少ない。26カ国の登録企業から回答を得たが、特に今回は日本企業の情報公開が12倍となり、初めてインド企業から参加があった。

5-2.世界企業の事業過程での森林破壊のリスク認識ーCDPの森林リスク対応調査報告書公表(2013/11/24)

情報公開が試す地球環境を管理するグローバル企業の可能性ー炭素から森林へCDPの実験として、国際NPOが各企業の事業活動が森林破壊に影響を与える可能性についての調査活動を始めたことを紹介しましたが、その結果がウェブ上で11月下旬に公表されました。

5-1.情報公開が試す地球環境を管理するグローバル企業の可能性ー炭素から森林へCDPの実験(2013/9/28)

久しぶりの環境経済政策学会大会で、グリーンサプライチェーンの展開と政策課題というシンポジウムが開催されましたが、グローバル化するビジネスのネットワークを通じてた地球環境の管理の可能性について、大変興味深い話を聞くことができました。

 

6.「自然資本」の計上

6-15.自然と共生する未来に向けてー経団連自然保護協議会2023年度シンポジウム(2024/1/11)

12月5日都内で開催された経団連自然保護協議会2023年度シンポジウムに出席してみました。2023年度シンポジウム等を開催しました 2030生物多様性実現日本会議J-GBFとの共催ー

6-14.黄砂はいいこともたくさんしてきたんだそうですー研究者の熱い思いースギやヒノキの花粉は?(2023/6/15)

知人のもりや市民大学宮崎学長から面白いブログがでたよー、と紹介を受けました。

6-13.ネイチャーポジティブとは?−森林投資と生物多様性問題(2022/10/15)

林野庁の森林投資に関する検討会の中間とりまとめについて内容を勉強部屋で紹介すると、ガイドラインの中に、気候変動問題カーボンニュートラルに合わせて投資プロジェクトの生物多様性の確保等への貢献度を評価する仕組みという部分があることが気になりました。

6-12.グリーンインフラと森林ー第3回グリーンインフラシンポジウム(2022/4/15)

森林政策との関係が少し気になっていた、グリーンインフラの話。グリーンインフラと森林ーグリーンインフラ運動の進展(2020/7/15)たたまた、茨城県の最南端守谷市の森林と緑のことを調べる機会があり、この市が、昨年第一回グリーンインフラ大賞を獲得という話を知りました。

6-11.自然に基づく解決策NbSの拡がりと森林の役割(2020/11/15)

最近、Nature based Solution「自然に基づく解決(策)」という言葉をよく聞くようになりました。日本語でのネット上の解説は「自然資本を活用した防災減災ーIUCN ジャパン(古田尚也氏)が分かり易くいです。

6-10.グリーンインフラと森林ーグリーンインフラ運動の進展(2020/7/15)

国交省がWeb上で6月下旬から7月上旬に開催した「グリーンインフラ官民連携プラットフォーム 第1回シンポジウム」に参加しました(見ました)。Web上のシンポジウムの可能性は?グリーンインフラとは一体何か?・・

6-9.グリーンインフラと生態系に基づく減災対策に関する議論(2019/10/15)

環境経済・政策学会2019年(SEEPS2019)で、Eco-DRR (生態系を活用した防災・減災)の経済学的課題ー不確実性と政策展開というセッションがあったので、参加してみました(途中から)

6-8.都市と緑のグリーンインフラ(2019/3/24)

2月7日開催された「世田谷のグリーンインフラを考える」というシンポジウムに顔を出してきました。

6-7.GDPに替わる豊かさの評価ー新国富指標の中の森林(2018/11/25)

2018/11/06 環境経済学ワークショップ:持続可能性の条件と指標というワークショップに参加して、Beyond GDP?: Environment, Society and Welfareという報告を聞きました(日本語で)。

6-6.自然資本プロトコルの森林・木材産業版ガイドライン最終案ー意見募集(2018/2/12)

森林は長期にわたる計画と投資が必要であるので、自然資源プロトコルの最初のガイダンスが、常に将来を見通しているこの分野から始まることは、私には不思議なことではない。 自然資本連合、マーク・グース会長による前書き

6-5.自然資本プロトコルー森林レクリエーション誌へ(2018/2/12)

森林インストラクターの資格試験や認定などを行っている森林レクリエーション協会会員誌「森林レクリエーション」巻頭に窓という欄があり、2月号に「自然資本プロトコル」という標題で寄稿させていただきました。

6-4.自然資本プロトコルと森林(2017/3/12)

2月17日自然資本プロトコル国際シンポジウム2017が開催されました。循環社会に向けた企業のイニシアティブに関係ありそうな気になる会合でしたので、少し顔を出してみました。聞きなれない言葉ですが、自然資本プロトコルとは、「自然資本(人々に一定の便益をもたらす再生可能あるいは非再生可能な天然資源)の直接的及び間接的影響(ポジティブな場合とネガティブな場合がある)や依存度を特定、計測、価値評価するための標準化された枠組み」だそうです。

6-3.エクエーター(赤道)原則ーメガバンクの環境配慮型融資の最前線と森林問題(2016/6/26)

「持続可能な社会づくりと環境社会配慮−エクエーター原則/赤道原則、実務の現場から−」と題する千葉商科大学CUCが主催するセミナーが開催されたので、出席してみました。違法伐採問題にしろ、森林の持続可能な管理にしろ、これらに対処するには、行政による適切な管理のほかにと、これとタイアップした環境配慮型の企業動向が一つのカギを握っているはずだ、という問題意識にたった情報収集です。

6-2.包括的「冨」報告書2014年版の中の森林問題(2015/5/25)

森林などの自然資本の評価をGDPなど国民経済計算に取り込む方法が開発されつつあるという話は、自然資本の持続可能な管理に向けて国民経済計算のあたらな手法(2015/3/22)として、報告していますが、国連大学の一連の報告書の最新版が、ネット上に掲載されています。

6-1.自然資本の持続可能な管理に向けて国民経済計算のあたらな手法(2015/3/22)

先月紹介したREDD+の資金メカニズムは、温暖化対策の枠組みで、途上国の森林破壊の回避や森林管理の強化のためにに国際的な資金をどのように確保するか、という議論ですが、より幅広く、森林管理の資金問題へ関係のある議論が、国民経済計算への自然資本の計上という形で行われています。都内で関連するイベントがあったのでのぞいてみました。

 

7. 市民の森林意識と背景

7-1.ドイツと欧州の森林意識とその背景(2016/11/27)

林業経済研究所の前任所長山縣光明氏が上智大学で、「ドイツの自然保護の思想的潮流を求めて」という講演をするというので、聞きに行きました。

 

8. 森林外交史

8-4.本の紹介:「脱・国産材産地」時代の木材産業(2020/10/10)

森林技術誌に標記に本の紹介を掲載させていただきました。

8-3.大きな林業と小さな林業の関係ー山林会オンラインシンポ「脱・国産材産地」時代の林業・木材産業から(2020/10/10)

9月17日開催された大日本山林会シンポジウム「「脱・国産材産地」時代の林業・木材産業」に(オンライン)参加しました。

8-2.森林所有と主観的森林幸福度の関係ー成長産業の基盤を所有することは不幸せ?(2019/10/15)

9月下旬に福島大学で開催された、環境経済・政策学会2019年大会で、「森林所有は森林にかかわる主観的幸福度にどのような影響を及ぼすのか?滋賀県野洲川上流域を対象として」(高橋卓也さん(滋賀県立大学、以下「報告者」といいいます)、他)という報告がありました。

8-1.日本の森林外交史ーアジアのSDGsの発展のためになるか(2018/12/22)

12月5日からに都内で開催されたThe 18th Science Council of Asia Conference “Role of Science for Society: Strategies towards SDGs in Asia”第18回アジ学術会議大会:社会のための科学技術ーアジアのSDGsに向けての戦略という国際会議で日本の森林外交史について報告する機会がありました。

 

9. 新型コロナウイルスと森林の関係

9-5.ウェブセミナー「ポストコロナの社会と森林」(2021/2/12)

昨年の11月27日開催された標記イベントの情報が、森林総研のサイトに掲載されいます。少し時間がたってしまいましたが、「後日、森林総研チャンネルにて当日収録された動画を公開します」とされていたのが、ユーチューブ上に画像が公開されたようなので、ご紹介します。

9-4.ポストCOVID19と森林ー国連機関などの提案(2020/11/15)

ポストコロナで今までより良い社会を作ろう(build back Better)、そしてパンデミックミックからのグリーンリカバリー主として欧州発の大きな社会変革を予想さポストコロナの動きですが、グリーンと言うけれど、そのなかで森林はどんな役割を果たすのだろう?と思っていたところに、勉強部屋で先月紹介した「シンポジウムグローバル森林新時代」森田香菜子さんの報告に「ポストCOVID19と森林」。

9-3.新型コロナヴイルスと森林(3)(2020/6/15)

森林伐採の防止が新たなパンデミックリスクの低減につながる(5月20日)、新型コロナウイルス発生の裏にある“自然からの警告(国立環境研究所五箇公一氏YouTube)、新型コロナパンデミックの原因は「人類が森林を破壊したからだ」(ニュースウィーク6/10)、6月5日、世界環境の日にウィズ/ポストコロナ時代を見据えた WWFが提唱する人と自然の新しい関係(JIJI.COM)、林政ニュースー遠藤日雄のルポ&討論コロナショックにどう立ち向かっていくか

9-2.新型コロナヴイルスと森林(2)(2020/5/15)

COVID-19フロントラインにいる森林保護の関係者は、EUのグローバルな対応を支援する準備ができている(5月12日)科学者は生物多様性の破壊とCOVID-19アウトブレイクの関連性を指摘(5月12日)新型コロナのパンデミック:動物が消失した「空白の森林」に対して自然はいかなる対処をするか(4月17日)新型コロナウイルス:なぜ、我々の森林を保全することが次のパンデミックの防御になるのか?(5月9日)先月案内した以下の結果が公表されています(英語ですが)ウェビナー:新型コロナウイルス、野生肉にとっての意味(4月16日18時(日本時間)から1時間)

9-1.新型コロナヴイルスと森林(1)(2020/4/15)

このページでは「新型コロナウイルスと森林」に関するニュースを拾っていきます。ウェビナー:新型コロナウイルス、野生肉にとっての意味(4月16日18時(東京時間)から1時間)CIFOR EUの森林に関する政策:新型コロナウイルスがどの程度影響をあたえるか? 森林を保全すると、ウイルスを隔離できるか?


10. 持続可能な森林とビジネス

10-16. ビジョン2050 日本が輝く、森林循環経済−ビジョン実現に向けた推進戦略とロードマップ−(2024/9/12)

このページでもフォローしてきた「地球が持続し、豊かで、すべての人の自己実現を可能にする社会!」を目指すプラチナ構想ネットワーク、7月に「ビジョン2050 日本が輝く、森林循環経済−ビジョン実現に向けた推進戦略とロードマップ−」を公表しました。

10-15. 大企業が森林に関心を持つ新潮流などー林政ジャーナル紙掲載(2024/2/8)

日本林政ジャーナリストの会が発信している林政ジャーナル紙最新号2024年1月22日No,65号が刊行されました。

10-14.宮崎県再造林推進条例-再造林ステップアップへのみち(2024/8/15)

7月18日に都内で、伐採搬出・再造林ガイドライン全国連絡会議の総会があったので出席しました。南九州発再造林をすすめるガイドラインを全国に広げるネットワーク!!重要なので追いかけてきました。

10-13.「建築物への木材利用に係る評価ガイダンス」林野庁が公表-木の利用を建築関係者がESGの視点から見える化する方法(2024/5/25)

3月に林野庁のサイトに「建築物への木材利用に係る評価ガイダンス」という情報が公開されました。イントロにかいてあるのは・・・

10-12.伐採搬出・再造林ガイドラインの現段階ー全国連絡会北関東ミニサミットに出席(2023/12/14)

11月30日栃木県の宇都宮で開催された、「伐採搬出・再造林ガイドライン北関東ミニサミット」という会合に出席しました。このサイトでも紹介してきた、宮崎県素材(丸太)生産業者が、「木材生産と森林保全の両立という課題に真摯に取組み、その技術力によって社会に貢献しなければならない」という高らかな宣言をして、結成された「ひむか維森の会

10-11.企業による森林とのかかわり方と可能性−森林づくり全国推進会議・森林x脱炭素チャレンジ2023など(2023/11/9)

10月4日に開催された、企業による森林との関わり方と可能性というイベントが、都内であったので顔を出ししてみました 2部構成で、第1部森林x脱炭素チャレンジ2023表彰式(林野庁主催) 第2部第2回森づくり全国推進会議・シンポジウム(森林づくり全国推進会議主催)です

10-10.木の利用推進と次世代の森林の造成ー木づかいのイベント出席で考えたこと(2023/11/9)

10月は木材利用推進月間で、私も10月下旬関連する(かもしれない)以下の2つのイベントに出席しました。10月21日第18回木の建築賞第二次選考会(@鹿児島大学教育食堂エデュカ) 10月24日木づかいシンポジウム2023(@農林水産省7階大会議室)

10-9.プラチナ森林産業イニシアティブー日本が輝く森林循環経済ー次のステップへ(2023/8/15)

このページでもフォローしてきた「地球が持続し、豊かで、すべての人の自己実現を可能にする社会!」を目指すプラチナ構想ネットワーク この団体が6月14日、プラチナシンポジウム―「ビジョン2050 日本が輝く、森林循環経済」の実現に向けて、を開催しました。そして、8月1日にフェーズ2にむけた説明会がありました。

10-8. 「ビジョン2050 日本が輝く、森林循環経済」の公表ー(一社)プラチナ構想ネットワーク (2023/6/10)

前にも活動の一端を紹介しましたが、元東京大学総長現三菱総研理事長小宮山宏さん主導されている、「地球が持続し、豊かで、すべての人の自己実現を可能にするプラチナ社会の実現を目指すプラチナ構想ネット―ワーク その団体の「プラチナ森林社会ネットワーク」という組織が、「ビジョン2050 日本が輝く、森林循環経済」という文書を公表しました。

10-7.坂本龍一さんの森林への思い-more trees(2023/4/6)

世界的に有名な音楽家・アーティスト 坂本龍一さんが3月28日71歳でなくなりました。映画「ラストエンペラー」では音楽を担当し、アカデミー賞、グラミー賞、米ゴールデングローブ賞を獲得 反原発・反戦など、社会的問題にも最後まで、声を上げ続けました。

10-6.グリーントランスフォーメーション(GX)の中の森林の将来(2023/2/15)

2月10日「GX実現に向けた基本方針」が閣議決定されました。「原発推進へ方針転換」などが報道されていますが、GX(グリーントランスフォーメーション)とは「産業革命以来の化石燃料中心の経済・社会、産業構造をクリーンエネルギー中心に移行させ、経済社会システム全体の変革」のこと。

10-5.森林起点に付加価値 整備と活用で脱炭素ー日経SDGsフォーラム 特別シンポ(2023/2/15)

昨年の12月7日、日経新聞社日経BP主催の標記シンポジウムが開催されました。フルタイトルが:森林起点に付加価値 整備と活用で脱炭素ー日経SDGsフォーラム 特別シンポ「森林、木材の利活用で実現する脱炭素社会」

10-4.持続可能な森林をつくり、次の世代へ繋ぐー(株)森未来のビジネスは(2022/10/15)

今年度にはいってから、勉強部屋のズームセミナ―運営を、株式会社森未来(しんみらい)と連携して開催しています。

10-3.森林・林業・木材産業への投資のあり方ーガイドラインの内容は?(2022/9/15)

林野庁が設置していた 「森林・林業・木材産業への投資のあり方に関する検討会」が中間とりまとめを、「カーボンニュートラルの実現等に資する 森林等への投資に係るガイドライン 中間とりまとめ」という形で公表しています。

10-2.森林投資とカーボンオフセットーある投資セミナー関心事項(2021/7/15)

先般、投資信託など機関投資家向けのセミナーで、「カーボンニュートラル2050と森林・木材の吸収・固定量―カーボンオフセットの可能性」という演題で話をする機会がありました。貴重な経験、ご紹介します。

10-1.「論語の算盤」で持続可能な森林は?ー渋沢栄一の中の森林の位置(2021/3/15)

NHKの大河ドラマ、60作目の今年の主人公は渋沢栄一、題名は青天を衝(つ)け 毎年面白がってみている大河ドラマですが、10,000円札の顔、「日本資本主義の父」で生涯に約500の会社に関わり、同時に約600の社会公共に尽力(渋沢栄一記念館)


 

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