去る10月15日三重大学で「21世紀循環型社会における森林の可能性」と題する公開講演会が日本林学会中部支部により開催されました(平成12年度文部省科学研究費補助金研究成果公開促進費による助成)。魅惑的なテーマに誘われて出席してきましたが、期待に違わず充実した講演会でした。
内容は、
持続可能社会における循環の意味(内藤正明 京都大学大学院工学研究科教授)
水循環における森林の役割(太田猛彦 東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
材料循環における森林の役割(舩岡正光 三重大学生物資源学部教授)
エネルギー循環における森林の役割(小池浩一郎) の各氏講演の後、
森林生態から見る循環型社会(武田明正 三重大学生物資源学部 教授)
林業経営から見る循環型社会(川端康樹 三重県速水林業山林管理部)
の二氏からのコメントという形で進めれました。
この中で循環社会論の概論となるべき内藤正明教授の講演資料をご本人と主催者の了解を得て掲載します。
持続可能社会における循環の意味
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