「循環社会の中の森林と木材」ー富山県林業カレッジにて(2003/3/16)



3月10日富山県の林業カレッジ公開講座で「循環社会の中の森林と木材」という題で話をする機会がありました。小生としては富山県で話をするのは2年半振りで、前回の話を聞いて林業カレッジの武田さんがもう一度といって声をかけて頂きたのですが、リピーターからのお声掛かりだということが嬉しいところです。活発な活動をしているとやまの木で家をつくる会の関係者も参加していただき、意見交換をすることができました。

聴衆は森林組合の職員、県行政の関係者など百人ほどでしたが、2時間という時間を頂き、小生としては小サイトで積み重ねてきた内容を林業関係者向けにしたメッセージ時間の制約なしにお話しできる大変良い機会となりました。(使用した資料やパワーポイントのファイルを資料室におきます。)

内容は、第1部 地球環境の現時点と循環社会、 第2部 循環社会の中での森林・木材、 第3部 国産材の将来と木材産業からなっています。

この中で私は二つのことをお話しようとおもいました。

一つは森林が来るべき循環社会のなかでカギを握る役割を果たすこということです。多くの方が森林や緑の大切さというものについて理解をしてくれるようになっているのですが、切迫した問題だと理解されていません。60億の地球上の人たちが21世紀に生き延びてゆくために森林のそれも木材生産をする機能というものに理解を深めていただかなければいけないというのが第一点。(第1部と第2部)

第2点は、そのためには最終消費者の理解が必要であるという点です。いままで川下の大切さということはいろいろい強調されてきたけれど、林業や林業行政がいっている川下はせいぜい住宅メーカー。住宅メーカーは重要なキーポイントだが所詮生産者であって最終需要者ではありません。最終需要者に林業関係者が向き合う必要性と、そのためのヒント。これが二つ目です。(第3部)

フロアから循環社会のあり方に関する鋭い質問もあり手応えのあるイベントでした。