ニュースレター No.293 2024年1月11日発行 (発行部数:1666部) | ||||||||||||||||
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このレターは、「持続可能な森林経営のための勉強部屋」というHPの改訂にそっておおむね月に一回作成しています。 情報提供して いただいた方、配信の希望を寄せられた方、読んでいただきたいとこちら考えて いる方に配信しています。御意見をいただければ幸いです。一般社団法人 持続可能森林なフォーラム 藤原敬 |
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フロントページ:自然と共生する未来に向けてー経団連自然保護協議会2023年度シンポジウム(2024/1/11)
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企業の環境パフォーマンスデータ開示の中で難しい生物多様性へのチャレンジ・・・ー勉強部屋ニュース293編集ばなし(2024/1/11) フロントページは、自然と共生する未来に向けてー経団連自然保護協議会2023年度シンポジウム 経団連が自然保護協議会という組織をもっていることはなんとなく知っていましたが、最近地球環境問題の関心が高まってきた中で、リアルなシンポジウムが都内であったので出席。 気候変動と比べると生物多様性の話は、グローバルな貢献度を数値で見える化するのは難しいのですが、逆に地域地域でいろいろな可能性があるので、ローカルな貢献を地域の方々に紹介するのはわかり易くて良いプロジェクトがたくさんあるのを再認識しました。 ネット上に具体的な取り組み事例がしっかり掲載されているので、これをどのように紡いでいくのか?今後の勉強材料です。 ーーーー 木質バイオマス発電の原料供給のGHG排出量の話は、欧州の動向を見て、GHGをたくさん出すのでEUはもう買わないといった米国のペレットなどを日本が安く買いまくるなということにならないか?10年前から気になっていた事案で、これが日本の助成制度の中で具体化することになった良い話。 木質製品の輸送過程のCO2排出量を見える化する指標に取組んできた、ウッドマイルズフォーラムにとっても、その活動の上にたった新たな活動の可能性もあります。 丁度ウッドマイルズフォーラムのバイオマス燃料の認定事業で現地審査する直前タイミングとも重なり、供給事業者がどんな仕事を迫られているのか?を知るとともに、関係者とこの面倒臭い作業の重要性などについて、議論ができてればと思いっています。 また報告しますね ーーーー 最近沖縄に行く機会がありました。木の建築賞の現地審査です。 沖縄の木の建築といえば首里城ですね。修復作業の現場もみてきました。 木の建築賞に参加された2件の案件、戦後沖縄の住宅がコンクリートブロック建築になってしまった中で、木の住宅をつくるプロセスは、日本の他の地域とまったく違う課題があるんですが、琉球王国時代からの木の建築と沖縄の森林との関係に関する調査蓄積などがあり、それを読んで建築関係者が木の建築にチャレンジしているので、興味深かったです。追ってご報告します。 このところ沖縄の話は、今回紹介しように、エコプロ展で琉球大学の農学部の方と話をしたり・・・林業経済学会大会の会場が琉球大学だったり、すこし、関心を持っていこうと思います。 ーーーー 勉強部屋ZOOMセミナー第5回が1月23日17時から開催ですー テーマは:気候変動問題から見た森林ーIPCCの報告書とCOP28を踏まえて 地球環境問題のメインストリームの最新情報の中で森林問題の位置づけ、地球環境戦略研究機関 (IGES) 生物多様性と森林領域の研究者山ノ下麻木乃さんをゲストに迎えIGESの担当研究者山ノ下さんを迎えて議論します。 関心のある方は、こちらから!お待ちしています!! ーーー それではよろしくお願いします 次号以降の予告。沖縄の木造建築/ 日本の森を守る各地の取組ー建築とまちづくり誌の特集/ カーボン・クレジット市場、東証が開設/ 建築物の木造・木質化に関する現状と今後の可能性調査/ 気候変動枠組み条約COP28と森林木材 konosaito<hensyukouki> いいねボタン |
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