ニュースレター No.278 2022年10月15日発行 (発行部数:1580部) | ||||||||||||||||
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このレターは、「持続可能な森林経営のための勉強部屋」というHPの改訂にそっておおむね月に一回作成しています。 情報提供して いただいた方、配信の希望を寄せられた方、読んでいただきたいとこちら考えて いる方に配信しています。御意見をいただければ幸いです。一般社団法人 持続可能森林なフォーラム 藤原敬 |
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フロントページ:岸田首相の新資本主義と森林ーNY証券取引所での講演から(2022/10/1))
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民間資金・ビジネスのパワーとリスク・・・ー勉強部屋ニュース278編集ばなし(2022/10/15)
フロントページは、「岸田首相の新資本主義と森林ーNY証券取引所での講演から」。いままで、その時点での首相の森林に関する言説などはこのサイトでも取り上げてきました。管総理の森林問題への言説ー緑の式典(2021/5/4)、PM Abe promotes Green Fundraising Campaign at G7 summit(April 20, 2020) 新資本主義については、いろんな場面で語られてますが、なかなか具体的なイメージが固まりません。それで、ニューヨークの証券取引所での総理の講演のテキストが掲載されていたので、初めて会った海外の資金調達の最前線にいる人への投資の呼びかけ、なので解りやすいはず。このテキストの中で日本の森林投資はどうなっているの、と考えてみました。最後に「逆転勝ちが一番うれしい!」とあるので、よほど日本への投資が負けそうになっているんでしょうかね。それrなら森林投資のほうが、もっと逆転勝ちだ、という気持ちになってきました。 先月来、森林などの投資のあり方の検討会など投資の可能性に関する記事をフォローしています。ある重要なテーマ(例えば気候変動問題)を拡散する場合、「次世代のために」というのか、「あなたが儲かるから」というのかで、原動力が(全く)違います。気候変動問題は温室効果ガスの排出量というわかりやすい指標を手にしたので、儲かる仕組みを作り上げようとしていますが、生物多様性は?ネイチャーポジティブの話が挑戦しているのは、そんな話でしょうか。すごい挑戦的。これがうまくいけば、ノーベル経済学賞は間違えない? 森林総研の公開講演会「ネットゼロエミッション達成のための森林の役割」、10月5日3年ぶりで都内の会場で行われたので、行ってきました。もう少ししたら、動画が公開されるようなので、それを基に追って報告しますネ。 今月からウェブ版のニュースレター形式を少し変えました。本体の記事とニュースレター上の記事のダブりをなくすためです・・・。よろしくお願いします。 次号以降の予告、森林総合研究所公開講演会「ネットゼロエミッション達成のための森林の役割」から、ウェビナー 「気候変動シナリオについて世界では今何が議論されているか?、木質バイオマス発電ーローカルな林業の可能性、、欧州の炭素国境調整措置の内容、2020年日本の森林吸収量について、土地は誰のもの・森林は誰のもの?ー所有権の相対化議論の行く末と森林 konosaito<hensyukouki> いいねボタン |
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