ニュースレター No.305 2025年2月13日発行 (発行部数:1677部)

このレターは、「持続可能な森林経営のための勉強部屋」というHPの改訂にそっておおむね月に一回作成しています。

情報提供して いただいた方、配信の希望を寄せられた方、読んでいただきたいとこちら考えて いる方に配信しています。御意見をいただければ幸いです。 

                      一般社団法人 持続可能森林なフォーラム 藤原敬

目次
1. フロントページ:米国トランプ大統領と森林の未来(2)ーパリ協定の離脱・気候危機の動向(2025/2/10)
2. 大阪関西万博大屋根リンクー再利用の方向は?(2025/2/5)
3.  「ウッドマイルズ運動、勉強部屋の活動」を市民科学の目から評価するー勉強部屋Zoomセミナー第4回御案内(2025/2/4)
4. 日本の森をモリアゲるーどうやって?森づくりに取り組もうとするビジネスへの支援.(2025/1/29)
5. 日本の新たな森づくりへの道筋=「低コスト再造林プロジェクト」の結果など(1)(2025/1/28)
6. 米国第一主義と地球第一主義の間ー勉強部屋ニュース306号編集ばなし(2025/2/13)

米国第一主義と地球第一主義の間ー勉強部屋ニュース306号編集ばなし

フロントページは:米国トランプ大統領と森林の未来(2)ーパリ協定の離脱・気候危機の動向

1月20日に就任した米国トランプ大統領。そろそろ1か月ほど立ったのに、新聞のトップページはUSスチールへ「投資容認」 トランプ氏、日鉄めぐり言及 日米首脳会談(2月9日)「日鉄、USスティールの株過半数を保有できず(2/11」)、などが並ぶ。

米国を再び偉大にMake America Great Againと意気込む、大統領が、世界中に温暖化ガスをまき散らして「偉大な時代」を作ってきた自分たちの足跡を、しっかり自認するようにしないと大変なことになる・・・。「地球環境の視点から、日本の森林と木材を考える」を標榜する、勉強部屋サイトとしては、今後とも、しっかりフォローしていくテーマです。

関税をツールとして、自分たちの主張を実現しようとする道筋は、「力による現状変更」changing the status quo by forceそのものですがが、 どのような現状をどのように、変更をしようとしているのか?地球市民の目でしっかり見てゆく必要があると思います。

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先月号でも「勉強部屋ZOOMセミナー今年度もう一回できないかと検討しているところなのですが、少々お待ちください」と行ってきた課題。本年度第四回目のZOOMセミナーがきまりました。ゲストは?、「市民科学研究室」というNPO団体をリードしている上田さんです。

市民科学研究室は、リビングサイエンスという概念を手がかりに「生活者にとってよりよい科学技術とは」を考え、そのアイデアの実現を目指すNPO法人、です。

このような市民の立場にたって、活発な活動を展開しているNPO団体。ウッドマイルズ運動に興味をもっていただいて、少し連携が深まった機会に、今後の連携なども含めて、議論をしていきたいと思います。

どうぞ、参加してくださいね!

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次号以降の予告、
森林の循環的利用の確保のための更新の促進についてー森林法と森林経営管理法の連携/ 「語っていいとも」市民研でのヒアリング
/ 合法証明の事業者団体リスト/ トランプ関税と木材貿易ー日本の木材需給環境への影響は?

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

藤原敬 fujiwara.takashi1@gmail.com