ニュースレター No.283 2023年3月15日発行 (発行部数:1644部) | ||||||||||||||||||
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このレターは、「持続可能な森林経営のための勉強部屋」というHPの改訂にそっておおむね月に一回作成しています。 情報提供して いただいた方、配信の希望を寄せられた方、読んでいただきたいとこちら考えて いる方に配信しています。御意見をいただければ幸いです。一般社団法人 持続可能森林なフォーラム 藤原敬 |
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フロントページ:民有林の木材供給を補完できる?新しい資本主義との関係は?ー国有林の樹木採取権の今後の方針(2023/3/15)
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新たな資本主義と国有林・・・ー勉強部屋ニュース283編集ばなし(2023/3/15)
フロントページは、「民有林の木材供給を補完できる?新しい資本主義との関係は?ー国有林の樹木採取権の今後の方針」です。 「木材利用拡大の方向性と国有林野事業」というい国有林野部長のレクチェーアを聞いていて、国有林が取組んでいる「樹木伐採権」という制度が、国有林と民有林が連携して国産材の供給力を高めていくというストーリは再認識したんですが・・・国の事業を市場の側から徹底的に効率化していこうという、「未来投資戦略」など少し前に主流化していた「新自由主義」の人たちの「公的施設を民間事業者が運営するコンセンション」といった議論が現在の国の計画(新しい資本主義のグランドデザイン)の中にあって、これらの議論との調整過程のようなものもあるようなので、勉強部屋としては、しっかりフォローしなければと思いました。(部長が裏側を話したわけではありませんので念のため) 森林といった自然資本をベースにした林業の成長産業化が新しい資本主義の官民連携のプロセスの中で道筋が見えてくるかな? G7広島サミットを前にして、CW法の改正案が国会に上程され、今回のニュースでも二つの関連ページができました。 最初に日本市場に木材を販売する第一種木材事業者と言われていた人たち重要な役割を果たすんでその人たちに厳しい管理を要求するシステムが欧米が開発してきたDD。輸入材は通関という手続きがあるんでEUなんかもうまくやっているのですが、国産材のガバナンスが結構難しいんですね。 また、G7の首脳会議は各大臣会合のなかで、新しいCW法がどのように訴求されるか、CW法の英文のフルテキストができるか?今後勉強部屋の英文ページの重要なテーマになるんで頑張ります。 学会での新しい動き、「熱帯の森林減少の解決にはーー途上国の貧困率を低下させる基盤整備が必要」。重要な論文を出しているのになかなか注目いてくれないので、ということで日本森林学会誌に掲載された論文の解説です。政策実施者の判断をしやすくする学術研究をDecision_usefulというんだそうですが、難しい森林減少対策の政策にとって重要な論文だと思います。 第5回のZOOMセミナー無事終了、「 動き出した日本の森林認証! その可能性と展望をSGEC/PEFCジャパンの責任者が語る、ゲスト:梶谷辰哉さん、SGEC/PEFCジャパン 専務」。森林のガバナンスを消費者とともに!!ご興味のるかたは動画もお見せできるようにしました。 それではよろしくお願いします 次号以降の予告、クリーンウッド法改正で木材のサプライチェ-ンはどうなる?国内のカギは、素材流通業かな。次の世代の森林ガバナンスに旧入交林野が原動力になるか?現代総有研究会の報告、脱炭素社会となると森林はどうなるー日本GDH学会大会で、2020年日本の森林吸収量について、土地は誰のもの・森林は誰のもの?ー所有権の相対化議論の行く末と森林 konosaito<hensyukouki> いいねボタン |
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