ニュースレター No.280 2022年12月15日発行 (発行部数:1679部) | ||||||||||||||||||
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このレターは、「持続可能な森林経営のための勉強部屋」というHPの改訂にそっておおむね月に一回作成しています。 情報提供して いただいた方、配信の希望を寄せられた方、読んでいただきたいとこちら考えて いる方に配信しています。御意見をいただければ幸いです。一般社団法人 持続可能森林なフォーラム 藤原敬 |
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フロントページ:木材利用とビックビジネス(1)ーT工務店(2022/12/15))
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木材利用拡大の動きと森林のガバナンス・・・ー勉強部屋ニュース280編集ばなし(2022/12/15)
フロントページは、「木材利用とビックビジネス(1)ーT工務店」。竹中工務店の取材結果です。素晴らしい内容なのです(と思います)が特定の会社の情報を、フロントページにするのはどうかなーとの思いはありました。が、木材利用がビッグビジネスの環境志向と結びすいて進展していくる中で、次のステップをしっかり見据えることができるので、フロントペーに。 そしてどんな課題があるのかな?木材利用が森林のガバナンスとどのように、関係するのか?については、「美しい木組の家ー山と職人と住まい手をつなぐー勉強部屋Zoomセミナー第3回報告」がすごい取組を紹介ています。一つ一つの柱材が伐採された日付までわかる究極のトレーサビリティ。 小さな林業が次世代に森づくりにしっかり結びつく手続きですが、これがどのように社会全体にひろがっていくのかの道筋はゲストにお聞きすると、「皆さんがしっかりやらなければだめンなんじゃないですか?」とウッドマイルズフォーラムなどの活動への期待がその答えでした。 「頑張りまーす!」・・・それはそうですが・・・「社会への循環資源の木材の拡がりの道筋」に関してもう一度ビッグビジネスにもどりますが、地球環境と森林が結びついた30年前の地球サミットをフォローして出来上がってきた、大きな林業と地球環境を結び付けるツールとしてのFSCとPEFCなどの森林認証システム。この役割がビッグビジネスの動向で、はっきりしてきたと思います。 気候変動気候変動枠組み条約のCOP27に続いて、生物多様性条約のCOP15がモントリオールで開催中です。しっかりフォローしていきますね。 年明けには、1月14日土曜日にFSCジャパン代表太田猛彦さんをゲストに迎え第4回持続可能な森林経営のための勉強部屋Zoomセミナーがあります。タイトル: 森林の多面的機能評価のリーダーが、次世代の市民とともに歩む森林の在り方を熱く語る。是非ご参加ください。 それでは、良いお年をおむかえください。 次号以降の予告、気候候変動枠組み条約COP27と森林(2)、生物多様性条約COP15と森林、脱炭素社会となると森林はどうなるー日本GDH学会大会で、欧州の炭素国境調整措置の内容、2020年日本の森林吸収量について、土地は誰のもの・森林は誰のもの?ー所有権の相対化議論の行く末と森林 konosaito<hensyukouki> いいねボタン |
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