ニュースレター No.312 2025年8月14日発行 (発行部数:1694部)

このレターは、「持続可能な森林経営のための勉強部屋」というHPの改訂にそっておおむね月に一回作成しています。

情報提供して いただいた方、配信の希望を寄せられた方、読んでいただきたいとこちら考えて いる方に配信しています。御意見をいただければ幸いです。 

                      一般社団法人 持続可能な森林フォーラム 藤原敬

目次
1. フロントページ人と自然を未来に繋ぐ「しもかわチャレンジ」-持続可能な地域社会に実現にむけた北海道の森林地域から(2025/8/7

林政ジャーナリストの会今年度第一回共同取材「広葉樹林業の可能性と広葉樹材の利活用(北海道)に参加しました。

そこで、であった下川町

2008年環境モデル都市_選定、2011年環境未來都市_選定、2017年 第1回ジャパンSDGsアワード_「SDGs推進本部長賞」受賞、2018年SDGs未来都市_選定

このように、国が主導する、「世界の先導となる低炭素社会への転換」(環境モデル都市の選定趣旨)、「中長期を見通した持続可能なまちづくりに向けて・・・経済社会環境の三側面をつなぐ統合的取組における相乗効果、新しい価値の創造を通じて持続可能な開発に取り組む自治体を支援」(SDGs未来都市について)、といった取組の第一線で、森林都市の取組をリードしてきた下川町です。

この地域を支えていた鉱山業が廃業となって、本気で森林に依拠したまちづくりをどのようなやっていくのか?

その流れのなかで、FSCの認証制度が海外から輸入された初期のころ、2003年に北海道で初めて、町をあげてFSC認証に取組みました。

ローカルな課題をグローバルも視野に入れた議論のなかで取組んでいた下川町です

こちらから
2.  改正クリーンウッド法の施行ー木材業界の取組と次のステップはー勉強部屋ZOOMセミナー第3回ご案内(2025/8/14)
3. 「国際的な環境ガバナンスと日本の木材利用」出版記念イベント(2025/8/1)
4. 国際認証(サステイナブル・ラベル)の視点から見た木材のサステイナブル管理と調達ー勉強部屋ZOOMセミナー第2回報告(2025/8/1)
  各党の森林関連政策ー参議院選挙2025各党政策集から(2025/7/30)
6. 生物多様性を高める林業経営と木材利用ー今年度の森林・林業白書(2025/7/30)

人と自然を未来に繋ぐ「しもかわチャレンジ」-林政ジャーナリストの会共同取材から(1)ー勉強部屋ニュース312号編集ばなし

今月のフロントページは:人と自然を未来に繋ぐ「しもかわチャレンジ」-林政ジャーナリストの会共同取材から(1)

東京から旭川空港まで1時間半、旭川空港から下川町まで北に車で1時間半。下川町の名まえは知っていいましたが町長以下のプレゼン内容で、あらためて下川チャレンジの内容を再確認。

下川町SDGs未來都市計画というネット上の情報に、たっぷり情報があり、さらに、FSCの認証過程と北海道の先住民との関係性など内容盛りだくさんなので、今後もフォローしてまいりますね

(コンテンツ本出版記念イベント来月10日です)

先月から、四谷駅前のプラザエフという会場で、国際的な環境ガバナンスと日本の木材利用ー出版記念イベントをすることに決め、8月1日から皆さんに御案内を開始しました。

イベントプログラムの詳細はまだ決まっていませんが、おかげさまで、林野庁長官やFSCジャパン会長・SGEC/PEFCジャパン会長からなどから動画メッセージを頂くことがきまり、10数名のゲストから会場やZOOMでご挨拶をいただく・・・など充実したイベントになると思います。

もちろん、たくさんの方に参加していただいて、素晴らしいイベントにしたいです。

まだ席はありますよー。都合がつく方は、是非おいでくださいね。

こちらから→国際的な環境ガバナンスと日本の木材利用ー出版記念イベントご案内(2025/8/1→8/10改定)

(9月にもう一つ勉強部屋のイベントが)

改正クリーンウッド法の施行ー木材業界の取組と次のステップはー勉強部屋ZOOMセミナー第3回、全木連本郷副会長9月27日に開催しますねー

(被爆80年と樹木・地球市民ー長崎市平和宣言・式典から)

8月は太平洋戦争が終わる季節、80年です。

広島と長崎のイベントはフォローしていますが、長崎市長の平和宣言にある、「地球市民」というコンセプト。そして長崎のイベントで歌われた福山雅裕氏作曲、被爆樹木クスノキに込めた思い

森林の母体となる樹木という生命体の寿命のロングレンジが人類に語る可能性、是非このページを作成したいと思います。

まにあいませんでしたが

(型枠合板のトレーサビリティ)

木造建築の普及のために、利用した木材の履歴を見える化しようというプロジェクトはいろいろあるのですが、鉄筋コンクリート造の建物の環境性能を訴求するために、利用した型枠の木材の持続可能性を確認して訴求したい、動向が少し広がっています。すこし、関係者と意見交換する機会があったので、今後紹介しますね

(今後の話題)

やはりグローバル視野に立つとトランプ関税問題。木材に関する思いが大統領にはある(米国トランプ大統領の国際戦略の中の木材(1)ー米国の木材増産命令・自給率アップの号令(2025/4/27)ので、フォローします。

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次号以降の予告、被爆80年と樹木・地球市民ー長崎市平和宣言・式典から /木質バイオマスエネルギー次の段階は?-JWBA創設10周年記念イベントか /型枠用合板のトレーサビリティー非木造建築物の木質部材環境性能 /米国トランプ大統領の国際戦略の中の木材(つづき) /「国際的な環境ガバナンスと日本の木材利用」出版記念イベント実施報告

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

藤原敬 fujiwara.takashi1@gmail.com