ニュースレター No.294 2024年2月8日発行 (発行部数:1666部) | ||||||||||||||||
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このレターは、「持続可能な森林経営のための勉強部屋」というHPの改訂にそっておおむね月に一回作成しています。 情報提供して いただいた方、配信の希望を寄せられた方、読んでいただきたいとこちら考えて いる方に配信しています。御意見をいただければ幸いです。一般社団法人 持続可能森林なフォーラム 藤原敬 |
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フロントページ:2024年施政方針演説と森林政策(1)-循環型林業(2024/2/8)
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施政方針と地球環境の関係は?・・・ー勉強部屋ニュース294編集ばなし(2024/1/11) フロントページは、2024年施政方針演説と森林政策(1)-循環型林業 年に一回の正月の施政方針演説。 日本国の政策の中での森林や林業政策の位置づけ如何なっているかと検証する材料です。農林水産行政の中での食料農業農村基本法、循環型林業ついて、取り上げました。土地利用政策の中での森林問題などが議論される可能性とか、環境と林業との関係などいろいろ課題がありますね。 森林政策(1)としたのは、次に(1)として農林水産行政の外になるんでしょうが、GXグリーントランスフォーメーションという記述が「四経済」という章に記載されていて、平成8年にカーボンプライシングをやるんだという話があるんで、是非少し勉強と思いました。 GX実現に向けた基本方針 ~今後10年を見据えたロードマップ~という情報が昨年2月経産省のサイトに掲載されていることはこのサイトでも報告しました。グリーントランスフォーメーション(GX)の中の循環資源・持続可能な森林の将来(2023/2/15) 再来年にはカーボンプライシングを導入するんだという方針なんですね。来月号にカーボンプライシングと木材や森林との関係掲載する予定です。 ーーーー 今月号のもう一つのピックスは、昨年12月に開催された、気候変動条約COP28関連の情報ですね。 ドバイまで行って、会議に出席してきた林野庁や森林総研の関係者のプレゼン資料などが公開されているので、その結果と、丁度タイミングよく、勉強部屋のZOOMセミナーで気候変動のトピックスを取りあげたので、その報告をしました。 気候変動危機で地球全体で考えると、土地政策・農地を減らして森林へ!という課題が、とりあえず取組める緊急課題ということが、世界中の科学者があつまったIPCC等の認識ですね?そんなことできるの? 各国の決意をしめすNDCをステップアップさせる、GSTが報告書をだしたので次回のNDCはそれに沿って・・というのですが、今後大幅に投入される「緑の基金」は森林に投入させることが大切なんだと思いますが、・・・途上国だけでなく日本おの政策に投入させる道筋はないのかな? 是非岸田総理お演説のGXの中に、マーケットの資金が森林分野の投入させ仕組みを、というアイディアが出せるのは森林分野の関係者しかできません 頑張りましょう ーーーー 最近新潟に行ってきました。能登半島地震直後の新潟行き、でした。 新しくできたバイオマス発電所の原料供給システム担い手の現地での審査(まだ審査途中)が目的でしたが、発電所の運営から原料供給まで担う関係者とのコミュニケーションができたので、例の新しく導入される原料バイオマスの供給過程のGHG排出量公表問題。しっかりフォローしてまいります。 ーーーーーー 勉強部屋ZOOMセミナー第6回が3月2日13時半から開催ですー テーマは:森林の未来をつくる、消費者と連携した次世代の森林づくりの方向は ゲストは日本で初めて20年前にFSC認証を取得した速水林業代表速水亨さん!! 関心のある方は、こちらから!お待ちしています!! ーーー それではよろしくお願いします 次号以降の予告。気候変動枠組み条約COP28と森林(2)日本からの情報発信/ 2024年施政方針演説と森林政策(2)-GXとカーボンプライシング/ 沖縄の木造建築/ 第15回「新たな木材利用事例発表会」の環境ビジネス関係者/ カーボン・クレジット市場、東証が開設/ 建築物の木造・木質化に関する現状と今後の可能性調査/ konosaito<hensyukouki> いいねボタン |
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