ニュースレター No.064 2004年12月12日発行 (発行部数:1120部) | ||||||||||||||||
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このレターは、「持続可能な森林経営のための勉強部屋」というHPの改訂にそっておおむね月に一回作成しています。 情報提供して いただいた方、配信の希望を寄せられた方、読んでいただきたいとこちら考えて いる方に配信しています。御意見をいただければ幸いです。 |
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フロントページ:米国の建築基準の中の「輸送過程の環境負荷基準」改訂(2004/12/12)
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12月3日から、米国の緑の建築基準(LEED)が基準の改定に向けてパブリックコメントの募集をしています。
改定案はこちらから→pdfファイル kokunai 3-17 |
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自由貿易と森林の持続可能性:Eclogilcal Economics 誌掲載論文紹介(2004/11/30) 英文誌Ecologila Economicsは国際生態経済学会ISEEの機関誌ですが、9月号に「森林の持続可能性と林産物の自由貿易:東南アジアの事例」、と題する論文が掲載されました。主筆者は法政大学の島本美保子助教授です。 Forest sustainability and the free trade of forest products: cases from Southeast Asia Ecological Economics, Volume 50, Issues 1-2, Mihoko Shimamoto, Fumikazu Ubukata and Yoshiki Seki なかなか英文の原著論文に目を通す機会がないのですが、テーマがテーマですし、よく知った方の執筆で抜き刷りをいただいたので、拝読しました。 二つのパートに分かれており、前半は環境と林産物貿易問題に関する文献のレビュー、後半は東南アジア3カ国の分析です。 前半部分はこのテーマを研究される方の貴重な案内となっています。北米自由貿易協定がメキシコの森林に与えた影響に関する研究などが、興味深いです。 また、後半は自由貿易が東南アジアの森林管理に障害となりつつあり、森林資源についての貿易制御ルールを作るべきであるという、議論になっています。森林林業関係者が最も関心を持っているこの分野の議論がさらに進むきっかけとなる重要な論考だと思います。 ご本人に無理を言って、日本語のサマリーを作成していただきましたので、以下に掲載します。(こちらから) 本文はこちらに請求下さい。(→請求先) エリゼビア社のページからサマリー 本論文の骨子となった 「「林産物の自由貿易と森林の持続可能性」論争と東南アジア諸国の現状」,『林業経済』第639号,pp.12-21,2002年1月. 島本さんのHPよりダウンロード boueki1-6 |
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ウッドマイルズ研究会のニュースレター木のみち6号(2004/12/12) ウッドマイルズ研究会の木のみち最新号が12日配布されました。こちら 巻頭言は全国森林組合連合会飯塚会長が書かれています。 今号は研究会の事業の中心になっているウッドマイルズ関係指標算出マニュアルの改正案が掲載され、意見募集をしています。(研究会HPを参照下さい) 輸入材の輸送途上のエネルギーを計算する原単位を変更するなど、重要な変更が行われています。
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気候変動枠組み条約の中の伐採木材の取り扱い(寄稿小論)(2004/12/12) 「二酸化炭素吸収源としての伐採木材製品」の議論については、小サイトでもとり上げてきたところですが、会員制寄稿誌「日本の森林を考える」の12月号に、小論を寄稿しました。 この問題は、いろいろな論点があるのですが、気候変動枠組み条約が森林が果たしている温室効果ガスを吸収・排出する機能の算定基礎を拡充してゆくと、「自国内だけでなく、地球サミット以来先延ばしてきた熱帯林の国際的な管理という重要な課題に取り組む責務を再認識することになるだろう。」という指摘をしています。 編集部の許可を得て、テキストを資料室におきます。 kokusai2-8 |
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地域材の利用推進と森林認証制度(「森林科学誌」寄稿小論)(2004/12/12) 既報の2004年日本林学会大会のシンポジウムで私がお話しした内容が「森林科学」誌の10月号に掲載されました。 編集部の許可を得て、テキストを資料室におきます。 |
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