2004年日本林学会大会のシンポジウム(2003/04/20)


3月31日から4月4日にかけて東京大学本郷キャンパスで行われた
第115回日本林学会大会で、森林認証制度と我が国の森林・林業の将来」と題する公開シンポジウムが開催されました。

FSCの森林認証が急ピッチで拡大し、SGECという日本版の認証も立ち上がり森林認証が始まるという環境の中で、林学会という幅広い森林科学の関係者の共通の関心事項としてタイミングのよいテーマ設定であったこともあり、200人ほどの観客を集める活発なシンポジウムとなりました。

氏名 所属 演題 資料
白石則彦 東京大学助教授 コメンテーター
速水亨 速水林業代表 認証が林業経営に与える影響」FSC pdf
藤原敬 森林総合研究所理事 地域材利用の推進と森林認証制度 pdf
小澤普照 財団法人林政総合調査研究所
理事長
向社会性及び国際的視点に立った
森林経営の方向
pdf

講演要旨はこちらpdf
講演内容、森林科学誌第42号 掲載テキストは資料室

小生も話をさせていただく機会がありました。
骨子は次の通りです

1.「循環社会の主役としての木材」に対する環境消費者の見方(森林認証の意義)
2.世界の森林認証の動向と我が国の影響(時間の関係で省略)
3.我が国の消費者の環境意識の高まり
4.地方行政の役割ー地域材認証と森林認証の狭間

1では、FSCとSGECのどちらがどうか、という議論にはまりこまないように、エコマテリアルとしての木材を環境消費者に売り込むための仕掛けとして、消費者に信頼される認証制度が普通の森林にどんどん普及することがどうても必要である、という持論を力説しました。(場外で、勝った負けたの話が広がっているのは残念の極みです)

環境消費者が、緑の建築基準やエコマークという形でどんどん認証木材の議論に参画し始めているので、特に学会関係者はそれを受け手たたなければならない、といった話をさせてもらいました。


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