2004年日本林学会大会のシンポジウム(2003/04/20) | ||||||||||||||||||||
FSCの森林認証が急ピッチで拡大し、SGECという日本版の認証も立ち上がり森林認証が始まるという環境の中で、林学会という幅広い森林科学の関係者の共通の関心事項としてタイミングのよいテーマ設定であったこともあり、200人ほどの観客を集める活発なシンポジウムとなりました。
講演要旨はこちらpdf 1.「循環社会の主役としての木材」に対する環境消費者の見方(森林認証の意義)
2.世界の森林認証の動向と我が国の影響(時間の関係で省略)
3.我が国の消費者の環境意識の高まり
4.地方行政の役割ー地域材認証と森林認証の狭間
1では、FSCとSGECのどちらがどうか、という議論にはまりこまないように、エコマテリアルとしての木材を環境消費者に売り込むための仕掛けとして、消費者に信頼される認証制度が普通の森林にどんどん普及することがどうても必要である、という持論を力説しました。(場外で、勝った負けたの話が広がっているのは残念の極みです) 環境消費者が、緑の建築基準やエコマークという形でどんどん認証木材の議論に参画し始めているので、特に学会関係者はそれを受け手たたなければならない、といった話をさせてもらいました。 |
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