2023年あけましておめでとうございます(2023/1/1)
新年おめでとう
ございます!!

旧年中はいろいろお世話になりました。

持続可能な森林経営のための勉強部屋」も
1999年に開設してから本年で24年目を迎えます!!
こちらに過去のニュースレターの一覧表

みなさまのご支援に心から感謝申し上げます。
今年もよろしくお願いします。

 

「『地球環境の視点から、日本の森林と木材を考える』産官学民の情報交流の広場をめざす」勉強部屋にとって今年はどんな年になるでしょうか?

(カーボンニュートラルに向けて、企業の木材利用戦略と森林ガバナンス)

中高層ビルの木造化など、大手のゼネコンなどが自社ビジネスの環境指向を訴求するという流れの中で、木材の利用が進み始めました。

厳しい建築基準の規制を超えるため木質部材で耐震性と耐火性という二つのハードルを超える工夫をしながら、環境と木の利用をビジネスのありかたは、今後とも紹介してまいります。木材利用とビックビジネス(1)

木材利用の新たな時代!、といわれるかもしれない可能性ですが、心配なのは「令和の国産材時代」に造成された森林を後世の人たちがどのように、感じるのか?です。

投資回収までの短時間にたくさん稼ぐという市場の誘惑にまけず、「木のモチベーションで森とまちの未来をつくる」長期的視点にたったビッグビジネスのかたが、この本社ビルに使われた木材の履歴がわかるトレーサビリティに、積極的に挑戦をしていただきたいです。

そのための道具立ては、しっかり整ってきています。「環境や循環社会を視野に入れた木材木質建材の利用拡大だとすると、木材をFSCやSGECなどの森林認証された木材にしていくという考えはありませんか?」

次期国会にで予定されている、クリーンウッド法の改正もその道具だてにしっかり収まってほしいと思います。

勉強部屋でも勉強部屋ズームセミナーで1月14日FSCジャパン会長が登壇、2月25日SGEC/PEFCジャパン専務が登壇予定。お待ちしています。

もちろん、環境と木の利用の原点、ウッドマイルズフォーラムの動向もフォローしてまいります。WMFの活動ビジネスの分野への広がりの可能性ーWMF理事会総会から(2022/7/15)

(循環社会をになう(かもしれない)新たなコンセプトが森林にとってに意味するものー現代総有論・GNH)

まだ、報告がしっかりできていませんが、現代総有論研究所日本GNH学会という二つの学術団体の会合に昨年参加してみました。

まず、現代総有論研究所現代総有研究会 シンポジウム土地は誰のものか対談奥原正明(元農林水産事務次官)vs五十嵐敬喜(弁護士)

私有財産であり社会資本である、街づくりと森林づくり、はウッドマイルズフォーラムの藤本会長の言説から、しっかり深めていかなければならない重要な視点であると思っていたので、この研究会に出席してみました。

会長の法政大学名誉教授五十嵐敬喜先生と名刺交換をしていたら、暮にメールがはいり、「3月に『日本林業再生のための社会経済的条件の分析とモデル化』の著者である小堂朋美氏をゲストに第7章「入会慣習機能モデル」を中心にご報告をいただくことを企画中。五十嵐先生からご紹介いただき、藤原様のHPを拝見し、今回の報告会の討論者(コメンテーター)をお願いできないか?

最初は「えー?」、次の瞬間に「はーい!(でよいのかな?)」。森林学の入交論を専門にされているアカデミアの方に連絡をとって参加を確認し、私としてもしっかり準備をしてのぞみます。そして、ご報告をします。

次に日本GNH学会。国のパフォーマンスを測るのはGNP(Gross National Products)でなくGNH(Gross National Hassiness)。ブータンという国が発出したすごいメッセージをどのようにとらえていくのか、ということだと思うのですが・・・

ブータンは現在ゼロエミッションなんだそうです!ゼロエミッションの先進国

22年度大会で、基調講演されたIGES研究アドバイザー西岡秀三さんに、ブータン国というゼロエミッションで森林面積が72%の社会のなかで、森林吸収源がどんな役割をはたしているのか、具体的なデータいただけませんか?と問合せしています。年明けにとおっしゃっているので、それをまって、ご報告します。

(グローバルなガバナンスはどうなっていく?G7サミットは?)

さて、Global Aspects of Japan's Forests and Views from Japan on Global Forests、地球から見た日本の森林の展望 日本から見える地球の森林の将来と大見得をきっている、勉強部屋にとって、グローバルな環境ガバナンスの動きをどうとらえていくかですが・・・

今年はG7サミットの議長国が日本で5月に広島サミット

2005年のG8グレンイーグルスサミット宣言の中で、違法伐採問題への対応が決められそれが日本の違法伐採対策の出発点になりました。

今回は?広島の地から核兵器の参加を二度と起こさない、武力侵略は断固として拒否(岸田首相ツイッター)なんでしょうが、新たなな時代の秩序づくりをG7が主導する意思を歴史の重みをもって示していきます。とも書いてあります。

地球環境、森林問題はどうなる?環境問題(の一部である途上国の森林破壊など)が切迫しているのに、戦争をしている暇があるのか!?というメッセージがでるでしょうか?

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こんなことを考えています、少しでもご興味のある方は、今年もよろしくお願いします。いろいろご意見をいただけるとありがたいです。

2023年1月1日

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