ニュースレター No.281 2023年1月15日発行 (発行部数:1608部) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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このレターは、「持続可能な森林経営のための勉強部屋」というHPの改訂にそっておおむね月に一回作成しています。 情報提供して いただいた方、配信の希望を寄せられた方、読んでいただきたいとこちら考えて いる方に配信しています。御意見をいただければ幸いです。一般社団法人 持続可能森林なフォーラム 藤原敬 |
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フロントページ:FIT/FIP制度におけるバイオマス燃料のライフサイクルGHG排出量の既定値について(2023/1/15))
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パブコメも大変・・・ー勉強部屋ニュース281編集ばなし(2023/1/15)
フロントページは、「FIT/FIP制度におけるバイオマス燃料のライフサイクルGHG排出量の既定値について」。このページでもずーと気にしていた、助成つきの木質バイオマスを燃料を供給するために排出される温室効果ガスGHG。特に大量の輸入バイオマス燃料で発電するプロジェクトに助成をするシステムでは、輸送過程GHGはウッドマイルズフォーラムで長年追求してきた課題です。供給過程でGHGを多量に発生するバイオマス燃料を排除する仕組みが、いよいよ制度の中に取り込まれることになる大切な文書がパブリックコメントにというので、たくさん意見をいわなければ・・・ということで、文書を読んいざ意見提出と考えたのですが。 政府のワーキンググループで4年がかり、関係者の意見を聞いて作成した文書なんで、読んでどんなことが書いてあるかはわかるんですが、そこに記載されている数値がこれでよいのか?確認するのが難しい、というか、不可能。ワーキンググループに参加している知人や、関係者にいろいろ伺いながら、とりあえず全体像がわかりました、というのが今回のフロントページです。 考え違いがあるかもしれませんが、いろいろ議論してきましょう。勿論提出するパブコメは紹介します 昨年、11月中旬気候変動枠組み条約COP27、12月中旬生物多様性条約COP15がありました。このサイトでもこの二つの条約の総会(締約国会合COP)の中で森林がどうなっているのかフォローしてきました。今回は後者の報告をしていますが、前者は1月25日に報告会があるようなので、それをフォローして報告します。こちらの方は少々お待ちください クリーンウッド法の改正案が、23日から始まる次期国会に提案されるようです。が、まだ法案の内容が開示されていません。木材利用と森林の荒廃との関係を制御するグローバルな課題への日本の取組が今度の改正でこんなにステップアップします・・ということがもっとアピールできないのかなー。日米首脳会議やG7サミットの主要議題にならないんでしょうか。もう少し内容が公開される必要があるんではないと思いますが・・・開示され次第フォローします。 昨日14日土曜日にFSCジャパン代表太田猛彦さんをゲストに迎え第4回持続可能な森林経営のための勉強部屋Zoomセミナーがありました。100を超える参加者にはどうもありがとうございました。SDGsを踏まえた林業の使命!追って、内容ご紹介します。 第5回は、タイトル: 動き出した日本の森林認証! その可能性と展望をSGEC/PEFCジャパンの責任者が語る、ゲスト:梶谷辰哉さん、SGEC/PEFCジャパン 専務です。 それではよろしくお願いします 次号以降の予告、気候候変動枠組み条約COP27と森林(2)、クリーンウッド法改正で木材のサプライチェ-ンはどうなる。第4回持続可能な森林経営のための勉強部屋Zoomセミナー結果報告、脱炭素社会となると森林はどうなるー日本GDH学会大会で、2020年日本の森林吸収量について、土地は誰のもの・森林は誰のもの?ー所有権の相対化議論の行く末と森林、勉強部屋2022年1年の評価 konosaito<hensyukouki> いいねボタン |
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