ニュースレター No.151 2012年3月25日発行 (発行部数:1224部) | ||||||||||||
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このレターは、「持続可能な森林経営のための勉強部屋」というHPの改訂にそっておおむね月に一回作成しています。 情報提供して いただいた方、配信の希望を寄せられた方、読んでいただきたいとこちら考えて いる方に配信しています。御意見をいただければ幸いです。藤原 |
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フロントページ:環太平洋パートナーシップ協定TPPとつきあう場合の留意点(2012/3/24)
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会員制寄稿誌「日本の森林をを考える」に表記の小論を寄稿しました。副題は、「生産物流通のグローバル化に対応する森林管理のグローバル化」です。 TPPの議論で、経済のグローバル化が引き起こすネガティブな側面としては、「食料安全保障という社会的役割を果たしている農業の破壊や、医療分野における国民皆保険の崩壊、中小企業の存立の危機、生産過程における環境破壊の拡大」といったことが指摘されています。 一国の国内政策の段階では、法令にもとづく規制や、課税と補助制度という所得の再配分制度によって解決がはかられる分野です。 ところがグローバルな仕組みとしての規制と再配分の仕組みがほとんど構築されていないために、市場のグローバル化の悪しき側面がクローズアップされることになっています。 そのために、「市場のグローバル化に反対」でもよいのですが、「市場だけでなく社会制度のグローバル化も一緒にはかるべき。今のグローバル化の主張は中途半端」という、超グローバル派の主張となっています。 編集部の了解をえて、全文を掲載します。(pdfファイルはこちらから)
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会員制の寄稿誌「日本の森林を考える」第四十号森田稲子追悼号が発行されました。 小サイトでも時折紹介してきた雑誌ですが主宰者である第1プランニングセンター社長森田稲子さんがなくなり、最終号が有志により作成されたものです。 この雑誌自体が、国産材時代の日本の林業を生み出そうとする森田さんの執念によるもので、10年にわたる論題をみてみると、「森林林業再生プラン」という形で結実した経緯がわかります。そのまとめになっている本号は一読に値します。(日本森林技術協会から頒布されます)
ちょうど、この雑誌の発展と、小サイトの展開過程が平行したため、森田さんからいろいろアドバイスをうけました。あわせて、追悼号も含めて5つの小論を掲載させて頂き、このサイトでもフォローをしていきました。 以下の通りです 二つの国際常識から導かれる「非常識」な結論・・・次期WTOラウンドと日本の林業関係者の立場2001/10 kokunai6-26<nihonnosinrin40> |
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UNEP「グリーンエコノミー報告書」、グリーエコノミーと森林勉強ノート(2) rio+20キーワーでであるグリーンエコノミーについて、議論を主導してきた国際機関がUENP国連環境計画(本部ナイロビ)で、充実した専用のウェブページを持っています。
600ページを超える報告書の目次は以下の通りです
Introductionの1.2What in a green economy?を抄訳して紹介します。
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