70周年を迎えた林業経済研究所(2017/6/28) | ||
2年前からマネジメントに関わってきた一般財団法人林業経済研究所が6月24日で創立70周年を迎えました。 「林業経済」誌という月刊誌を創設以来、この6月号で824冊送り続けてきた団体です。 また、学術団体としての蓄積を外部に発信する手段として、シンポジウムを2001年年から毎年開催するとこもに、1984年以来若手研究者の育成を目的とした研究奨励事業(小瀧奨励賞)を実施してきました。 70周年記念事業が、9月のシンポジウムなどを中心に実施されます。 (私の中の林業経済誌) 「林業経済」誌は、技術系の学生だった私が行政に携わる道を歩み始ることとなった学生時代から、40年来の読者です。 行政の中にいると、周辺の人は利害関係者が多く若干情報の偏りがある可能性があるので、林業経済誌の周辺の「利害のない方」の意見は気にしていました。また、すこし、勉強部屋などをはじめて、グローバルな中のローカルな政策などが気になり始めてからは、林業経済誌への注文も出始めたりしました。)
思いもかけず、2年前に所長になったときは、長い歴史をけがさないように、という思いと、少しの貢献ができないか、緊張をしていました(林業経済研究所と林業経済誌(2015/6/25))。あまり貢献ができないままで心残りのところもありますが、所長を退任しました。 実際の編集業務は編集委員の皆さんの真剣の議論のもとに行われており、所長として中身に貢献することはあまりないのですがが、編集結果に基づいて編集後記を執筆させていただきました。 ありがとうございました (「林業経済」誌はなにに貢献してきたか?) 本来、10年に一回の機会は全体のレビューをする機会なのですが、このサイトにその余裕はありませんが、ネット上の過去の情報を掲載しておきます。 『林業経済』誌が林業経済研究に貢献したもの(の一部2007年福島康記理事長)(林業経済研究所60年あゆみより) 過去の林業経済研究への貢献とともに、林業経済政策への貢献も併せて、問題意識を共有されることが必要でしょう。 この点で、この10年間のトピックスでは、民主党政権下の森林再生プランを巡る、議論は参考になります。林業経済誌2010年7月号特集森林林業再生プランについて 80年、100年に向けて、ますますの発展を祈ります。 kokunai6-42(ringyoukeizai70nen) |
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