TPPの環境協定と違法取引・違法伐採問題(USTRの提案)(2012/1/29)

 

本サイトでTPPの環境協定について紹介していきました(環太平洋戦略的経済パートナーシップ協定の環境協定)が、米国のUSTRが今後のTPP交渉に向けて違法伐採問題への対応を中心とした緑の文書(Green Paper)を公表しました。

USTR Green Paper on Conservation and the Trans-Pacific Partnership(本文英文)
農林水産省仮訳

米国はTPPの環境に関する章に以下の事項が含まれることを提案する
  • 各国の法令で、野生生物・森林・水産物の保護を目的とする法律に違反して伐採、輸出されるものがTPP参加国の国境を越えることを禁止する法令を整える
  • TPP参加国内の密売の禁止に関する義務に関する情報提供
  • TPP参加国の法令担当者による、密売禁止義務にかかるWPの設置、担当者の交換、関連会合、地域的な法規に係るネットワークの設立参画などの協力
  • 違法伐採・生物の違法取引に対処し、サプライチェーンの管理を進めるため、NGO,民間会社、学会、地元住民など、との協力を進める

日本の木材・木材製品の合法性、持続可能性の証明のためのガイドラインなどが提起しているサプライチェーンの管理というコンセプトが注目されることになってくると思います。

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