ニュースレター No.130 2010年6月26日発行 (発行部数:1350部) | |||||||||||||
|
|||||||||||||
このレターは、「持続可能な森林経営のための勉強部屋」というHPの改訂にそっておおむね月に一回作成しています。 情報提供して いただいた方、配信の希望を寄せられた方、読んでいただきたいとこちら考えて いる方に配信しています。御意見をいただければ幸いです。藤原 |
|||||||||||||
|
|||||||||||||
|
|||||||||||||
フロントページ:7年目のウッドマイルズ WMフォーラム2010から(2010/6/26)
|
|||||||||||||
6月19日ウッドマイルズ研究会主催のウッドマイルズフォーラム2010が「地球環境時代の今、どのような木材調達基準をつくるべきか」というテーマで新木場木材会館で開催されました。 住宅建築の現場や東京港区で取り組まれている木材利用の指標への取組みの報告とパネルディスカッションからなるイベント全体の概要はウッドマイルズ研究会のサイトに掲載されることになります(当日の配付資料(こちらからダウンロード)を参照下さい)が、当日冒頭に時間をいただき、このイベントに臨むウッドマイルズ研究会思いを話させて頂きましたので、その部分だけ掲載します。
energy2-59<WMforum2010> |
|||||||||||||
|
|||||||||||||
既報(民主党の森林・林業に関連する政策)の通り、民主党の林業政策の作成には新しく総理大臣となった菅直人氏が強いイニシアティブをとってきました。 菅代行、バイオマス事業視察後、党「森と里の再生プラン」発表(2007/6/9)菅代表代行、森と里から地域再生を実現する民主党森林・林業政策を改めて発表(2007/7/4) (新聞発表のメンバーは菅直人代表代理のほか、山田、篠原、郡司jという現政務三役です) 菅直人公式サイトに一日一言というページをつくっていますが、これを読んでみると新総理の林業への強いこだわりがわかります。
ドイツ林業視察2007年5月 2日、林業と官製談合2006年11月 5日、 林業再生プラン2006年11月 4日、山林2006年8月31日、山村の手入れ2006年8月11日、 林業視察2006年8月10日、林業を考える2004年11月17日 kokunai1-7<n-kanringyou> |
|||||||||||||
|
|||||||||||||
森林・林業の再生に向けた改革の姿(中間とりまとめ)(2010/6/26) 新政権の森林林業政策の柱として昨年末出された森林林業再生プラン具体化の検討が森林・林業基本政策検討委員会その他の部会で進められており、検討過程が林野庁サイトの森林林業再生プランについてというページに掲載されていますが6月10日の農林水産省森林・林業再生プラン推進本部の席上でその中間とりまとめが公表されました。 「森林・林業の再生に向けた改革の姿(中間とりまとめ)」 (PDF:199KB) (林野庁関連ページから) 「これまでの森林・林業施策は、森林の造成に主眼が置かれ、持続的な森林経営を構築するためのビジョン、そのために必要な実効性のある施策、体制を作らないまま、間伐等の森林整備に対し広く支援してきた・・・・このため、このままでは、林業再生のチャンスを無にするばかりか、施業放棄による森林の機能の低下や持続的な森林経営の理念無く無秩序な伐採が進み、戦後築いてきた森林の荒廃を招く恐れ。」という厳しい現状認識の率直な表明は、政権交代ならではのこと。 「こうした状況を真摯に受け止め、森林・林業に関する施策、制度、体制について、 国産材の利用が住宅メーカーのキーワードになったり木材利用推進法案が全会一致で成立したりという状況の中で、その供給基地である日本の森林の管理状況が、持続可能な森林経営というグローバルスタンダードの基準にしたがって適切示される仕組みがこれほど重要になっている時期はありません。まさに再生にチャンスです。 kokunai1-8<saiseiplan0620> |
|||||||||||||
|
|||||||||||||
REDD+閣僚会合 気候と森林に関するオスロ会議(2010/6/26) 気候変動枠組み条約の京都議定書以降の枠組みを決める国際的な議論は、昨年末のコペンハーゲンでのCOP15以降もCOP16(カンクン・メキシコ)、COP17(ヨハネスブルグ・南アフリカ)にむけて努力が続けられているようです。 COP15の前のような熱気がいまいち感じられないところがありますが、その中で唯一熱気にあふれているのが、森林分野の取組REDD+(途上国の森林減少・劣化に由来する排出の削減)です。 5月にはオスロで閣僚クラスの会合が開催されました。 財政支援、人材養成、国家計画策定努力等を強化すべく国際社会の協調・連携を図るための「パートナーシップ」構築が合意され、パートナーシップの目的、基本原則、運営方式等を定める文書が採択・発表されました。 外務省関連ページ kokusai2-36<REDD+oslo> |
|||||||||||||
|
|||||||||||||
|
|||||||||||||
■いいねボタン
|