2022年あけましておめでとうございます(2022/1/1) | ||
「『地球環境の視点から、日本の森林と木材を考える』産官学民の情報交流の広場をめざす」勉強部屋にとって今年はどんな年になるでしょうか? (カーボンニュートラルに向けて、企業にとっての、森林と木材を通じた環境戦略) 森林や木材に対する関心が、環境にこだわる企業の方から高まっています。 勉強部屋でも、企業による森林づくり・木材利用の二酸化炭素吸収・固定量の「見える化」ガイドラインのダウンロード数が最近増えていること、森林投資とカーボンオフセットーある投資セミナー関心事項などの報告をしてきました。 環境貢献の見える化を一歩先んじて提唱してきたウッドマイルズフォーラムの活動の展開や、自社の工場用地の森林の成長量の評価を環境パフォーマンス開示をしようという企業と協力など、楽しみな事案があります。 さらに、もう一歩進んで環境パフォーマンスをお金に換える、Jクレジットの方法論などに関心をもってフォローし報告をしてまいります。 (次世代の森林づくりに向けてー市民・ユーザーと連携した森林ガバナンスのステップアップ) ウッドショックで国産材の利用へインセンティブが進みましたが、皆伐跡地に次世代の森林がうまく育っていくのかな?森林林業基本計画策定過程でもわかった林野庁も認識しているリスクですね。 基本計画へのパブコメでも「2 次世代に向けた山づくりのリスクへの対応、再造林に関するガバナンス」いろいろ提案しました。 もちろん森林ガバナンスは行政がしっかり対応する必要がある重要課題ですが、行政だけでなく皆でカバーしていく次世代の森林の在り方! 現在進行中の木の建築賞の審査や、ウッドマイルズフォーラムの小さな林業の活動など、建築関係者の関心と連携し、しっかりフォローしていきます。 (5月の第15回世界林業大会ー地球球環境時代の日本の木材利用の取組みやウッドマイルズを発信) 昨年予定されていた、第15回世界林業大会、コロナで一年遅れで5月連休中に開催予定です。XV WORLD FORESTRY CONGRESS (WFC 2021) このサイトのミッションも国内から海外への情報発信。Global Aspects of Japan's Forests and Views from Japan on Global Forests地球から見た日本の森林の展望 日本から見える地球の森林の将来 7年前の南アフリカで開催された14回大会では参加して小さなサイドイベントを開催しました。第14回世界林業会議サイドイベントー持続可能な木材製品の需要の拡大のための緑の消費者との連携 Cooperation with green consumers toward demand expansion of sustainable timber products 今回はサイドイベントにはいたりませんが、ペーパーを提出しています。 タイトルは Possibility of Local Wood as a Sustainable Resource from a global perspective -Woodmiles Rating on Wooden main stadium of Tokyo 2020 (グローバルな視点からみた地域材の持続可能な資源の可能性ー東京2020の木造主会場のウッドマイルズ評価) いまセレクト中だとか。 地球環境時代の日本の木材利用の取り組みやウッドマイルズについて、世界中の方たちと意見交換をするようにしたいです。 5月ならコロナの方も大丈夫でしょう。 ーーーー こんなことを考えています、少しでもご興味のある方は、今年もよろしくお願いします。いろいろご意見をいただけるとありがたいです。 2022年1月1日 konosaito1-19<2022nenga> |
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