森林や山村についての提言活動をしてきた、財団法人森とむらの会(高木文夫会長)が表記の提言を発表しました。
「京都議定書の発効及び近く迎える森林林業基本計画の改定を踏まえ、森林整備及び国産材利用の推進について新たな具体的方策を提言」(提言の趣旨)したものです。
「国民に開かれた森林計画の作成」「新たな森林管理システムの構築」「国産材利用の促進」の三つの分野にわけた具体的な提案です。
林業分野の抱える問題点と処方箋を包括的に記述したもので、行政や研究に携わる方に一読をお勧めします。
公的な森林整備の必要性と実施主体としておおむね流域を守備範囲として設置される森林管理組織についての提案がされています。具体的なモデルを通じた検討がさらに進むことを期待します。
提案の概要(pdfファイルダウンロード)
報告書本文(pdfファイルダウンロード)
森とむらの会 基本情報(公益法人協会情報公開)
森とむらの会の過去の提言
「森と木とむらに関する基本政策」12の提言(00/10)http://www.moridukuri.jp/teigen/proposal_forest_vilalge.htm
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