全国知事会の国産材利用拡大プロジェクトの次のステップ(2019/1/26) | ||
全国知事会に国産木材活用プロジェクトチームができ、11月8日(木曜日)、プロジェクトチームリーダー(東京都知事)が、「国産木材活用の更なる拡大に向けた緊急提言」について、石井 国土交通大臣及びy吉川 農林水産大臣に要請活動を行ったそうです。 平成30年11月08日 「国産木材活用の更なる拡大に向けた緊急提言」の要請について(全国知事会サイト) 全国知事会 国産木材活用プロジェクトチーム会議(東京都知事の部屋) ーーーー 要請文は以下の通り
(知事会プロジェクトへの期待) すべての都道府県が公共建築物木材利用促進法に基づく当道府県促進方針を作成しています。都道府県方針へのリンク先一覧 県産材・木材利用促進条例など20ほどの道・県が「森林の継承や循環型社会の形成をはじめとする多くの恩恵を認識」して木材や、県産材に利用促進のための施策を体系的に始めています。(勉強部屋ページ木材利用拡大条例) そのような中で、東京都知事をトップとした国産材の利用にむけた動きは重要なステップアップの機会です。時あたかも森林環境譲与税が都市の自治体もふくめたすべての市町村に森林を念頭においた、助成措置がなれる大切な時期。 勉強部屋では二つの点を期待します。 (なんで国産木材なのか?) 来年の東京オリンピックパラリンピックが開催されるなかでの都知事をトップとしたプロジェクト。SDGs目標 12持続可能な消費と生産のパターンを確保するにも関係する大切なプロジェクトであり、是非グローバルな発信にしていただきたい。その点で,日本向けには「国産木材を使おう」というのは分かり易いメッセージですが、グローバルに発信する場合、工夫のいるところです。近くの木材を利用することの環境貢献をしっかり発信して頂きたいと思います。 「新国立競技場」の木材利用。ロンドンに学びそれを超えて世界に何を発信するのか?(2016/1/17) (欠かせない人づくり) 上記に掲載した緊急提言の2番目「木造建築を担える設計・建築分野の人材育成に対する支援を一層充実・強化すること」は大切なポイントです。各都道府県に一つは困ったときの駆け込み寺が必要(第34回フェアウッド研究部会 「新時代を拓く木材利用とフェアウッド」での講師杉本洋文氏の指摘)です。是非具体的な提言を期待したいと思います。 kokunai6-48(chijikai) |
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