違法伐採問題資料 (2001/3/11) |
2月13日の新聞に農林水産省が「違法伐採木材の輸入規制を検討」(朝日新聞)との小さな記事が載りました。 前日行われた松岡副大臣の記者会見の内容が報道されたものです。 同副大臣は記者会見で、「消費国として環境破壊に手を貸すわけにはいかない」と述べ、東南アジアと関係の深い日本が率先して制度化に取り組む考えを示したとされています。 林産物貿易問題については木材がセーフガードの監視品目となるなど一定の手続きが進んでいますが、セーフガードは緊急避難の措置であり、相手国からの対抗措置とか場合によってはこちらから代償措置を提出しなければならないとか難しい問題があります。 林産物貿易の枠組みを本格的に検討する(林政改革大綱)ためにはやはり環境問題の枠組みで議論するのが本筋です。 そういう意味で、WTOラウンドとも絡めて違法伐採問題の取り扱いにつての議論を深めてゆく必要があると思います。
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