森林政策と「森林・林業再生プラン」―「森林経営計画」の意味(2014/2/15)

元の林野庁次長、現在財団法人日本農業研究所専務理事田家邦明氏から、標記の論文をお送りいただきました。

同研究所研究報告「農業研究」第26号に掲載されたもので、関連ページからダウンロードできます。森林政策と「森林・林業再生プラン」―「森林経営計画」の意味―(田家邦明

民主党政権が打ち出した、森林・林業再生プランは、森林経営計画制度を一つの目玉とし、「森林計画制度等の制度面から路網・作業システム整備、人材育成などの実践面も含め、森林・林業政策を全面的に見直す」(森林・林業再生プラン概要)として、助成要件の中で計画策定に関する事項を強化しつつ、計画制度の運用の中で、施業の集約化と路網整備を誘導しようというものでですが、この論文では多くの所有者が誘導の範囲から外れる可能性があることを指摘しています。

日本の林業の現場をの重要なポイントを踏まえた「森林・林業再生プラン」が、政権交代の中で、闇に葬られるようなことなく、施策の結果について幅広い議論が必要です。この論文のような骨太な議論が学会の関係者も巻き込んで行われることを期待します。

政策形成の背景に関する解説書としても参考になります。

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