水とウッドマイルズが結ぶ隣県連携(2008/2/10)


1月23日山梨県の森林総合研究所でウッドマイルズ研修会が開催されました。

山梨県は15万ヘクタールの県有林をFSCに認証することで、日本の森林認証の導入に大きな役割を果たしが、この県有林を含む山梨県産材を、東京都民、神奈川県民に利用してもらう、ということを考えた場合、ウッドマイルズという考え方が重要な役割を果たすという考えです。

折からの降雪という条件でしたが、県内の行政や木材の関係者はもとより、神奈川県からも建築関係者がみえて、県内の建築事例を事前にウッドマイルズ発表がされるという、準備の行き届いた研修会でした。

山梨県産材健康住宅研究会のサイトから
「各地で広がる県産材利用の運動に地球環境の視点を入れると格段に運動の広がりがでて、隣県との連携につながる」「ウッドマイルズは地域材利用を地球環境問題から訴え「地域材利用推進」と「県境を越えた環境にこだわる消費」を結ぶツールである 」というのがかねてからの研究会の主張です。

山梨県の取組が実を結び、隣県の方々との連携が進むことを期待しています。

そういうイベントがあった次の週の2月3日、横浜の水源となっている山梨県内の水源林をフィールドにした「道志水源林ボランティアの会」の総会で話をさせていただく機会がありました。

横浜市水道局は山梨県道志村に保有している約2,800haの水源林を、水源かん養機能の高い森に再生させるため、民有林の所有者・道志村等と連携して、市民ボランティアの手で民有林を整備する「道志水源林ボランティア事業」を平成16年度から市民協働事業として実施してきたのですが、その登録された方が自主的につくったNPOなのだそうです。(水道局のページ

「流域」というコンセプトで長年培ってきた両県の連携事業が、市民参加の事業となってきたわけですが、地球環境という視点を含めて、あらたなネットワークとして広がっていくことを期待します。


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