「儲かる林業」研究会(2005/1/16)
鹿児島を拠点に広く木材業や住宅事業を展開されている山佐木材佐々木幸久社長から送って頂いた社内報に、「儲かる林業研究会」の呼びかけが掲載されています。

なぜ、国産材時代がこないのか。輸入材は何故安く、そしてかくも大量に流入しているのだろう。

その供給先は北米やヨーロッパであって、国情は安定し国民は豊かな生活を営んでいる国々である。決して悲惨な生活の中から、木材を切り売りして外貨を稼ぐ必要がある地域からのものではない。

北欧を中心にこの10年間進んだ生産システムの改革で合理的な林業・木材加工体制が確立、国際競争力を確保している。

それを学ぶことで国産材の国際競争力を大幅に向上させることができるし、そうしなければならない。

(国内で)最近下がったと言われる丸太価格も、工場土場価格では国際的に見て決して安い方ではない。

この価格条件で、林業も一定の収益が出る「儲かる林業」のシステム構築が必要である。

以上が、研究会の呼びかけの趣旨です。

「国産材の困難の原因はいろいろあるけれども、林業の現場で解決できる問題もかなりある。」という、きわめて前向きの問題提起だと思います。

小サイトでは、ウッドマイルズや森林認証など「環境と林業」という視点で、国産材・地域材と輸入材の問題をフォローしてきました。国産材・地域材と環境にこだわる消費者との結びつきが重要だという主張です。が、それだけでは国産材の問題が解決しないのも明かです。

「儲かる林業研究会」の指摘するオーソドックスな視点は重要であり、小サイトでもこの研究会の今後をフォローしてゆきたいと思います。

「儲かる林業研究会呼びかけ」pdfファイル
佐々木社長の執筆文集(佐々木木材HPより)

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