欧州の木材業界のトレーサビリティへのこだわり (2006/2/12)


昨年12月にペテルスブルグで行われた東欧ロシアにおける違法伐採問題(ENAFLEG)に関する会合で印象深かったのは欧州の木材業界の原料調達のトレーサビリティに対する真剣な取り組み姿勢でした(欧州企業の存在感)。

会議期間中に独自の説明会などが開催されましたが、説明者のフィンランドの木材メーカー、メッツァリット(Metsaliitto)の担当者に、プレゼンテーションで使用したファイルを請求していたところ、このたび送られてきました。

「ロシア及びバルト3国における木材の原産地を追跡し証明するシステム」と題する、4コマのパワーポイントファイルです。(ダウンロードはこちらから)

契約時に木材の原産地証明を添付させ、GISなどを使ったデータベースを作成し、社内での審査体制をとるとともに、外部監査も行うという、徹底ぶりです。

とくに、東欧ロシアの原産地情報の信頼性を第三者に説明するために多大な努力を行っていることがわかります。

この例が一般的なのかどうかは分かりませんが、一緒に説明会に臨んだ、ストラエンソ社も同様なシステムを持っているといっていましたので、大手企業の中ではある程度標準的なスタイルになっていることを伺わせます。

ストラエンソ社のホームページ