ニュースレター No.237 2019年5月15日発行 (発行部数:1450部) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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このレターは、「持続可能な森林経営のための勉強部屋」というHPの改訂にそっておおむね月に一回作成しています。 情報提供して いただいた方、配信の希望を寄せられた方、読んでいただきたいとこちら考えて いる方に配信しています。御意見をいただければ幸いです。一般社団法人 持続可能森林なフォーラム 藤原 |
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フロントページ:パリ協定長期戦略と木材を中心とした循環社会(2019/5/15)
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神田明神の施設で 「多摩産材」 を活用 国産材を建物に使いやすく(2019/4/20)
日経ESG誌5月号に標記の記事が掲載されました。 神田明神が創立1300年を記念して開設した文化交流館EDOCCOは、内装が同神社に祭られている平将門と縁のある多摩産材を中心に構成されており、デザインを担当した乃村工藝社の地域材に利用推進への取組が紹介されています。
商業施設や文化施設など「空間デザイン」を主たるビジネスとする、乃村工藝社の木材利用への取組は、公共建築物木材利用促進法などで推進されている公共建築物より市場の大きい、民間の建築物への木材利用の可能性を知る機会で、担当者の話しをお聞きしました。 (神田明神のすぐ裏の勤務している林業経済研究所へご案内) (社会的背景の認識) 国産材が利用可能な状況になっている一方、世界的には違法伐採問題が重要な問題。クリーンウッド法が施行されたこともあり、合法伐採木材等を積極的に使用し、地域への経済循環を創ることにより、森林資源と林業・木材産業の持続可能性を高めていくことができる。 (フェアウッド・プロジェクト) 同社CSV協議会の「フェアウッド・プロジェクト」で、国産材や地域産材(消費地と距離が近い地域の木材)、信頼のある森林認証(FSC・PEFC・SGECなど)を受けた木材など、環境に配慮した木材製品を積極的に使用していくために、「フェアウッド応援宣言(ノムラ木材調達ガイドライン)」を2010年に策定。
2017 年から 全国の地域材による家具づくりで実績のある株式会社ワイス・ワイスと協働を開始 (森とクリエータをつなぐあらたな取組み) 出処の分かる木材利用 を普及させていくためには、自社だけでなく、業界全体を巻き込んだ持続的な活動が必要 木質空間デザイン・アプローチブック」の制作 「ウッドソリューション・ネットワーク(事務局:農林中央金庫)が主導した、木質空間を提案できるクリエーターを増やすための「MOKU LOVE DESIGN ~木質空間デザイン・アプローチブック~」の制作に参画 業界全体に向けた勉強会、森とクリエイターをつなぐ体感ツアーの実施
興味のあるかたは、以下をどうぞ
乃村工藝社の木材利用への方針を紹介してきましたが、木材を使うならフェアウッドというだけでなく、「ストーリーのある木材」がもつ空間の訴求力、自社内だけでなく、顧客や業界全体に対して、木材利用のコンセプトを広げていく活動、興味が広がります。 関係記事 ーーーー ビジネスがどんなきっかけで木材を使い始めるのか? 地球環境に貢献するからなのか? 同社の取組をウッドマイルズの指標などを通じて見える化していくこともできるかな? 議論はつきませんでした。今後フォローしていきますネ。 junkan3-7<kandanomura> ■いいねボタン
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日本森林学会2019コレクション(2015/5/15)
日本森林学会の130回大会が新潟大学でで3月20-23日に開催されました。(出席の準備をしていたのですが、かなわず。) 森林分野の横断的な学術的報告が行われる森林学会大会は、持続可能な森林経営の枠組みについての研究動向を知る上で重要なのですが、年度末のこの時期に出席するのは難しい状況が続いていました。 いよいよ、毎年出席できるかな、という状況になってきましたが、今年は有る事情でパス。ネット上に公表されたデータをつまみ食いします。 気になった報告をすべてフォローすることはできませんが、本人のご厚意によりいただいた発表資料データ、大会誌に掲載された概要をもとにを紹介します。 森林学会の報告全体はこちらから
発表資料をいただける方は、ご連絡いただけるとありがたいです。 gakkai<sinrin2019> ■いいねボタン
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グローバルな森林の持続可能性実現への道筋ーUNFFの最近の動きから(2019/5/15)
昨年の11月になりますが、「UNFF事務局での勤務を終えてーUNFFNの紹介と世界の森林問題に関する最近の議論」という報告を聞く機会がありました。 UNFF国連森林フォーラムは、地球サミットで国際森林条約が合意できなかった経緯をふまえて、国際的な持続可能な森林経営の政策形成のための対話と協力のプラットフォーム。このサイトでもフォローを続けてきました。「持続可能な森林経営の国際的展開」 今回の報告はUNFF事務局に昨年まで勤務していた氏橋氏の生々しい報告。ご本人にデータを頂きながら、内容を紹介します。
chikyu1-37<recntunff> ■いいねボタン
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持続可能な森林にとっての「令和」ー勉強部屋ニュース236編集ばなし(2019/4/20)
10連休の5月4日、新天皇の一般賛賀に14万人が。国民へのおことば、国民にどんな話しをされるるのか、私もテレビに聞き入りました。 「我が国が諸外国と手を携えて、世界の平和を求めつつ、一層の発展を遂げることを心から願っております」 どこかの大統領のように自分の国がファーストではなく、その前に「諸外国と手を携えて!」。ポピュリズムに流されない象徴天皇の大切なメッセージですね。 そのあとに、「世界の平和と持続可能な循環社会を求めつつ」となるのは次の世代かその次か。パリ協定の長期戦略の議論が、世の中の主流になるまでにはもう少し時間がかかるのでしょう。 次号以降の予告、森林外交論続き、EU内森林のリスクとフェアウッド、世界の中の日本の森林環境税、木で創る新しい社会ー街を森にかえる環境木化都市の実現へ、勉強部屋の20年 konosaito<hensyukouki> ■いいねボタン
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