ニュースレター No.068 2004年4月5日発行 (発行部数:1160部) | ||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||
このレターは、「持続可能な森林経営のための勉強部屋」というHPの改訂にそっておおむね月に一回作成しています。 情報提供して いただいた方、配信の希望を寄せられた方、読んでいただきたいとこちら考えて いる方に配信しています。御意見をいただければ幸いです。 |
||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||
フロントページ:現代社会の課題と森林総研(2005/4/5)
|
||||||||||||||||||||||||||
研究所の勤務といっても研究に従事していたわけではなく、小HPは所属先とは関係なしに運営していたのですが、勤務先が森林総研であることは、手近に層の厚い情報源があるという意味で、小HPの運営上大変メリットのあることでした。(森林総研の皆様いろいろお世話になりました) HPの検索サイトから日本語で「森林」とだけ入力して検索すると、森林総研のページが一番最初に検索されます。地球温暖化問題などをきっかけに急に拡大した森林に関心を持つ方々が、信頼おける情報源として森林総研のHPを頼ってきた査証でしょう。 森林総研のHPから
ご希望の方は、ニュースレターを配布していますので、こちらあてにどうぞ。 現代社会の課題と森林総研 森林総研所報3月号の巻頭言に「時代と課題と森林総研:ミッションステートメントの議論に寄せて」という小論を掲載せていただきました。 了解をえて、小サイトに掲載させて頂きます。
roomfj <souken> |
||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||
「消費者の環境指向と地域材活性化の課題」:日本森林学会報告から(2005/2/12) 日本林学会改め日本森林学会の第106回大会が3月下旬に、まだ残雪の多い北海道大学キャンパスでありました。その中の「日本林業再構築のモーメントと方向をどう考えるか」という報告者が40人近くに及ぶ大変大きなセッションで「消費者の環境指向と地域材活性化の可能性」と題する報告をしました。 論旨は、 @木材の消費構造を分析すると商品選択のアクターとして政府・企業の役割が大きい、 Aグリーン購入法、企業の社会的責任論、緑の建築基準の展開により、政府・地方自治体・企業の木材を巡るグリーン調達の条件は成熟しつつある、 B林業・木材産業側が「エコプロダクツとしての木材」に戦略的取り組むことによって、地域材の市場拡大の展望がある というもので、認証材やウッドマイルズの展望に関したものです。 木材木製品の商品選択の主導権が、消費者にではなく政府調達や企業による組織的調達にあるということを、産業連関分析を援用して明らかにしようとしたものです。日本森林学会のサイトから要旨がダウンロードできます→こちらpdfファイル 要旨より少しバージョンアップした当日配付資料を資料室におきます。 森林学会では初めての試みとして全報告者の要旨をHPで公開しています。こちらから なお、セッション全体の報告は森林技術誌、林業経済誌で報告される予定です。 kokunai3-19 <sinringakkaime> |
||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||
京都議定書目標達成計画案への意見(2004/12/12) 3月29日政府の京都議定書目標達成計画(案)が公表され、パブリックコメントの募集が始まっています。(計画案、意見募集の要領などは地球温暖化対策推進本部のサイト内のこちらから。)
同計画は今までの「地球温暖化対策推進大綱」を京都議定書の発効を受けてバージョンアップしたものです。 冒頭から「21世紀が『環境の世紀』とされ、地球温暖化問題への対処が人類共通の重要課題となる中、我が国は、他国のモデルとなる世界に冠たる環境先進国家として、地球温暖化問題において世界をリードする役割を果たしていく」(第一章第一節我が国の地球温暖化対策の目指す方向)と、格調高い立場が表明されています。 持続可能な森林管理の実現をとおして循環社会を目指す小サイトとしてもパブリックコメントに応じることとしました。
<<参考資料>> 目標達成計画についての意見 (社)日本経済団体連合会:京都議定書目標達成計画案の決定について奥田会長コメント WWWJapan:京都議定書目標達成計画(案)についてのコメント NPO国産材代表 榎戸正人: NPO気候ネットワーク「京都議定書目標達成計画(案)」に意見をお出し下さい! 経済産業省事務次官:記者会見 社説は語るby ko-bar-ber 環境税についての意見 「環境・持続社会」研究センター(JACSES)環境税がなぜ必要か 日本林業協会温暖化対策税創設推進本部地球温暖化防止緊急市民集会大会宣言 日本商工会議所:環境税に断固反対する 日本経済団体連合会:「環境税」導入に反対する kokusai2-10 <mokutatu> |
||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||
G8環境開発大臣会合違法伐採問題への取り組み(2005/4/2) 3月17日から18日まで、ダービーシャー(英国)において、G8環境・開発大臣会合が開催され、違法伐採への取組についての声明が発表されました。 「合法的な木材を優先する公共木材調達政策を奨励、採択または拡大する、等の提言をするとともに、対策の進展状況を点検するための会合を06年6月までに開催すると」などが内容となっています。 この内容は7月のグレンイーグルズ・サミットに報告されることになります。 環境省による日本語仮約 英国政府によるプレスリリース 英国政府による違法伐採ホームページ boueki4-7 <g8daininihou> |
||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||
■いいねボタン
|