ニュースレター No.0482003年8月21日発行 (発行部数:830部) | ||||||||||||||
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このレターは、「持続可能な森林経営のための勉強部屋」というHPの改訂にそっておおむね月に一回作成しています。 情報提供して いただいた方、配信の希望を寄せられた方、読んでいただきたいとこちら考えて いる方に配信しています。御意見をいただければ幸いです。 |
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1. レスターブラウンとウッドマイルズ(2003/08/21) 8月17日東京で「第3回エコネットワーキングの会ーレスターブラウン氏を囲んで」という会合が、あり、日曜日の午後の時間に250人ばかりの企業や市民の環境に興味のある人たちがレスターブラウンの講演と交流と会に集まりました。 |
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2.ウッドマイルズ研究会ニュースレター「木のみち」予約受付(2003/08/21) ウッドマイルズ研究会のニュースレター創刊号が「木のみち」というタイトルで9月18日発刊することになりました。以後2ヶ月に一回のペースで配布される予定です。
ウッドマイルズ研究会ニュースレターの創刊号では、ウッドマイルズのコンセプトの中心となる、住宅に使用する木材の輸送距離に関する指標(住宅ウッドマイレージ、同CO2など)を算出するマニュアルの暫定案が公開される予定です。 また、新しくできるロゴマークの紹介、注文に応じて新築住宅のウッドマイレージを積算しそれについての解説をつける研究会としてのサービスの案内など、研究会活動の具体的なイメージがわかるものになるよう準備しています。 会員以外にも希望者には配布をする予定ですので、希望される方は、研究会事務局まで請求ください。 |
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3. 国民森林会議の提言(2003/08/21) 1980年代の前半に創設された国民森林会議は、折々の政策課題に提言をしてきましたが、この度「『森林・林業基本計画への提言の基調』ー特に機能区分と施業について」と題する報告をしました。 提言委員長は森林総研OBの藤森隆郎さんです。重要な内容を含んでいますが入手が難しいので、こちらのインターネットディスクからダウンロードできるようにしておきます。 目次は次の通りです
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4. モントリオールプロセス第一回国別報告(2003/08/17) 林野庁は温帯林などの持続可能な森林を定義する国際的な作業であるモントリオールプロセスのすべての指標について取りまとめた第一回の報告書を公表しました。 「熱帯林だけでなくて全ての森林の持続可能な森林経営」という地球サミット森林原則声明の重要なコンセプトを受け、温帯林北方林の持続可能な森林経営の基準指標づくりの国際的な作業が90年代に繰り広げられました。その一つが我が国も参画しているモントリオールプロセスです。(サイト内解説ページへリンク) 基準と指標ののテキストは95年に策定されていましたが、この作業の一つのステップとして各国がこの枠組みに従って統一的な報告を作成しようというのが、第一回国別報告です。比較的条件に恵まれている我が国でも、すべての指標をカバーすることはむずかしく、また、指標が示す意味も、累次的なデータの積み重ねや各国の横断的なデータの比較によって明らかになってくるという面があります。 今回の各国データの集積は大きな作業のほんの入り口であり、今後モントリオールプロセス事務局のホームページに公開される各国のデータは関連する研究をする人にとっては宝の山だと思います。 |
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5. 「住宅建築」誌8月号特集「日本の木で造ろう」(2003/08/17) 住宅設計者や工務店向けの住宅専門月刊誌「住宅建築」(建築資料研究社)の8月号が「日本の木で造ろう!」という特集をしています。(今月号の目次) 第1章 国産材による家づくりのシステムを再構築する第2章 産地との連繋−それぞれのアプローチ 第3章 資料・国産材を知る という100ページわたる特集ですが、大阪ドームやさいたまアリーナの木材と利用推進のイベントの取材もあり、住宅の関係者が木材利用推進を目的としたイベントをどのようにみているか、興味深いところです。 林業関係者が「日本の木で家をつくろう」というのは利害関係が明確で分かりやすいのですが、住宅設計者や工務店向けの雑誌が「日本の木で家をつくろう」という特集をするのはなぜなのか?気になっていました。編集の担当者にいろいろ聞いてみました。 読者層から、国産材や地域材などについての情報を求める声が大きくなっているようなのです。もともと地域の住宅にこだわってきた「住宅建築」は年に二三回は、「木の家」「森と家」「自然素材」を銘打った特集を組んで、森林資源の活用とその実例となる木造住宅を取り上げているようですが、最近は住まい手の方から自然素材などに関心が高ってきたといって、編集局も手応え感じているようです。 なお、第3章の終わりの方に、「住宅と森林の『距離』を考えるーウッドマイルズという概念」という小論を割り込ませてもらいました。 |
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6. 温暖化対策税と吸収源対策ー「地球温暖化防止吸収源対策の推進のための国民支援に関する研究会」中間報告(2003/07/30) 7月28日林野庁に設置されている表記研究会の中間報告が公表されました。 環境省の中央環境審議会税制専門家委員会において、25日「温暖化対策税の具体案にむけて」という報告書が公表(環境省HP)され、2005年以降の温暖化対策税の具体化が進められている中で、吸収源対策への財源確保の重要性を強調しているものです。
林野庁がHPに中間報告とともに、以下のような関連資料がダウンロードできるようになっています。(すべてpdfファイル) |
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