2021年あけましておめでとうございます(2021/1/1) | ||
本年、2021年は「Global Aspects of Japan's Forests and Views from Japan on Global Forestsー地球から見た日本の森林の展望、日本から見える地球の森林の将来」という趣旨を掲げて、22年目ですが、どんな課題があるでしょうか? (withコロナ社会と森林木材) 突然のコロナ渦。新年を迎えた現時点ではCOVID-19新型コロナウイルスの新規感染者は世界でも日本でも増え続け、医療体制をどうするか、など緊急事態への対応策が課題となっていますが、wihtコロナ、afterコロナと少し長期的な議論が今年始まるのでしょう。 コロナのような、人獣共通感染症(動物から人間に広まる感染症)は、森林の減少や破壊と感染症の関係が一つの議論になってくるでしょう。(森林伐採の防止が新たなパンデミックリスクの低減につながる) また、インフルエンザの学級閉鎖と学校の木質環境の関係などが調査され共有されてきまし(インフルエンンザの発生を抑制する木の力?!)たが、コロナの場合はどうなのでしょうか?コロナがどんな環境で伝播拡大するのかという議論があるでしょう。新規感染者の生活環境、木造住宅かマンションか?など 菅首相は所信表明で、温室効果ガス排出量を2050年までに実質ゼロとする目標を宣言し、様々な支援策が浮上していますが、まだ道筋が定まってません。 私も、勉強部屋ニュースの読者の方からお声がけをいただいて、気候非常事態ネットワークClimate Emergency Network (CEN)に参加することになりました。 企業や自治体がゼロエミッションにむけて、走り出す(であろう)中、まだ減少し続ける熱帯林の管理へ日本の消費者としての貢献、地球の炭素貯蔵庫としての都市の木造ビル群なとという議論もふまえて、しっかり管理された循環資源の木材利用のJクレジットなどたくさん課題はありそうです。 勉強部屋と一緒に走ってきたウッドマイルズ。新なた方向性を模索して(「『地域の家と小さな林業』の全国ネットワークを求めてーウッドマイルズフォーラムの新たな取り組み」)います。長年私的な家づくりと公的な街づくりの関係を議論されてきた建築関係の方々(ある建築家の60年にわたるまちづくりの経験と「小さな林業」)と次世代の森づくりと木材利用の話をすることの大切さを再認識しています。 都内の木材業者のかたとお会いする機会があったので、ウッドマイルズフォーラムの話をしていたら、「13年前ある木材団体でできたばかりのウッドマイルズの話を藤原からを聞いたが、最近になって、環境の「見える化」の話が自分のビジネスに関係が気になるようになってきた」、という趣旨の話をされたので印象深かったです。その場で、CEN設立総会話をしたら、「私もその場にいました!!」。木材事業者の環境問題をビジネスの重要な側面にしてくる時代(ウッドマイルズの蓄積が生きる時代)になったてきたのだ、と思いました、 海外への情報発信がはこのページの課題(が今一つなのですが)で、今年は重要なイベントがあります。 森林とともにグリーンで健康そして堅牢な未来を創造!ー来年の第15回 世界林業大会のThe XV World Forestry Congressのニュースレター(2020/8/15) 6年前の前回、南アフリカで開催された会議に出席しました。第14回世界林業会議サイドイベントー持続可能な木材製品の需要の拡大のための緑の消費者との連携 Cooperation with green consumers toward demand expansion of sustainable timber products 今回もということで、申し込んでいます(コロナで5月に開催予定が延期になっていますが)。 ちょうど、今年は東京オリパラ2020が開催される(のでしょうね)というタイミングで、中大規模建築物の木材利用の環境性能評価−東京2020会場の地域材(国産材)利用促進のレガシーとしての可能性などという情報発信をする準備をしています。 (コミュニケーションツールの多様化) ネット上に情報を掲載し、月に一回改定内容を中心にニュースレターを発行、という20年以上続いた勉強部屋の情報発信ですが、双方のコミュニケーションというのが長年の課題でした。 コロナ時代の副産物でオンライ会議というのが定着してきたので、このフォーラムでも、と思って昨年末ZOOM会議を開催しました。年末の週日の午後の時間。でも、20人ほどの方にご参加いただきました。ありがとうございました。 関心がそれぞれ異なる方々とのコミュニケーションで、ある読者のかたからは、「もっとテーマを明確にしてやった方がよいよ」という御忠告も・ いろいろありますが、今年もよろしくお願いします。 2021年1月1日 konosaito1-14<2020nenga> |
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