地球温暖化対策計画(案)に対する意見募集(2016/3/27) | |
日本の約束草案及びパリ協定を踏まえ、2013年に改正された地球温暖化対策の推進に関する法律に基づいて政府がさだめることとなった「地球温暖化対策に関する計画(地球温暖化対策計画)」の政府原案が示され、4月10日を期限として、意見募集が求められています。 「地球温暖化対策計画(案)」に対する意見の募集(パブリックコメント)について 関係資料 森林政策との関係をみると、@温室効果ガスの吸収量と、Aエネルギー起源二酸化炭素の排出量の中での木質バイオマスエネルギーの位置づけの二つがポイントです。
森林整備に必要な財源問題など力点をおいて記載されています。基本法の改定作業も行われていますが、関連して持続可能な森林経営の方向や、企業の森林づくり、木材利用など幅広い参画の道筋などが重要な課題でしょう。 (エネルギー起源二酸化炭素の排出量の中での木質バイオマスエネルギー) エネルギー起源の二酸化炭素は、2013年の1235百万トンを2030年には927百万トンとされている。この数値の中の、バイオマスエネルギーの構成は示されていませんが、基本的には「日本の約束草案」の数値を踏まえてものであり、その構成要素は「日本の約束草案」の検討過程で公開されています。 2020年以降の温室効果ガス削減に向けた我が国の約束草案(政府原案)の中における森林の関連部分(2015/6/25) (8/4改訂) 以下がその概要です
長期エネルギー需給小委員会第4回小委員会「再生可能エネルギー各電源の導入の動向について」
この差が輸入木質バイオマスに当たる部分で、バイオマス発電量の半分近くを輸入バイオマスに依存する形になっています。 これがどんな形で輸入されることになるのかは今後の課題ですが、市場任せという形になるのか、環境基準がしっかり設定されるのか、日本の市場が発信すべき重要な課題と言えます。
kokusai2-56<taisakukeikakuiken> |
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