森林と生活に関する世論調査2007(2007/10/14) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
内閣府が5月に実施した恒例の「森林と生活に関する世論調査」の調査結果が8月22日公表されました。こちらから 総理府時代からほぼ5年に一回行われている調査で、国民の森林への期待というほぼ同一項目についての時系列調査が有名です(こちら)。今までの調査結果との比較をしてみました。 1980年以来常に第1位を占めてきた、「山崩れや洪水などの災害を防止する働き」をおさえて、「二酸化炭素を吸収することにより,地球温暖化防止に貢献する働き」が第1位になったことが特徴です。 「あなたは、今後、森林のどのような働きを期待しますか。」として9の選択肢を示し、3つを選んでほしいというと、54パーセントの人が温暖化防止を選んだということです。 温暖化防止という項目は10年前には選択肢にもも入っていなかったことを考えると、劇的な変化ということができます。 災害防止が河川流域の関係者の問題であるのに対して、温暖化防止は全ての人の関心事、であり、森林管理についての議論の広がりが一挙に拡大したということでしょうが、身近な森林についての関心が薄れてきたということもいえるかもしれません。 Q4〔回答票7〕あなたは、今後、森林の働きに何を期待しますか。この中から3つまであげてください。(3M.A.)
(注1)平成11年7月調査では,「保健休養などのレクリェーションの場を提供する働き」となっている。 |
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