今なぜスギなのか(2012/11/25)

10月17日宮崎市内で第48回全国木材産業振興大会が開催されました。

 
 
 

全国1のスギの産地でこれからも高いポテンシャルをもつ宮崎での大会で、今後の国産材の行く末を考える重要な機会ですが、関連するイベントで、宮崎県木材利用技術センターの所長を長いことされた有馬孝禮東大名誉教授の講演と若手経営者のパネルディスカッションがありました。

発表用の資料をいただいたので基調講演を紹介します。

「なぜ、今スギなのかー木材利用推進の流れの中でー」こちらに置いておきます

(あらすじ)

47年から20年単位の時代エポックにしたがうち、来年は今までの停滞期から飛躍の時代への転換点にある、のだそうですが、それはそれとして、

スギの素材生産量の推移の分析をされていました。全国の推移を見ると72年あたりからから横ばいになっていたのが、最近少し上向きになってきた、という変哲もないグラフですが、県別にみると、おかれた状況と態様が生産地と消費地で大いにつがうことがわかる。

地産地消や顔の見える家造りなど、グローバルマーケットの動向に対抗する運動は、なかなか広がりが難しいが、うまくいっているところは、製材加工部門のステークホルダ=が鍵をにぎっている。

為替の動きを気にしているが、丸太の価格にはほとんど影響を与えていない、丸太が安いのは別の要因。

資源としての持続性(どんどん使える、だけでなく、居住性(柔らかい(密度)− 傷つきやすい、断熱性、熱容量)、健康(食品に関与してきて歴史(桶、樽、わっぱ・・・貯蔵庫)など、スギの可能性)すばらしい

「なぜ、今スギなのかー木材利用推進の流れの中でー」こちらに置いておきます

kokunaii6-27<whysugi>

 

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