「ウッドマイルズ 地元の木を選ぶこれだけの理由」という本が農文協から出版になり、出版記念パーティが開催されました。
(セミナー概要 研究会のHPより)
久しぶりに、近の木で家をつくる運動の創生期のリーダーをされた長谷川敬さん(長谷川敬アトリエ代表)とお目にかかりました。長谷川さんからはセミナーの中でコメントを頂きましたが、ウッドマイルズが地べたについた運動に少しずつなっていると、評価をして頂きました。
遠く北海道や九州からも参加者がありましたが、熊本から参加された、T工務店のTさんは、昨年11月に開催されたウッドマイルズ算出技術者講習会 2006に参加して「ウッドマイルズ関連指標算出技術者の認定」をうけていますが、いただいた名刺に「ウッドマイルズ認定証取得店」とかかれていました。
(ウッドマイルズ関連指標算出技術者についてはこちら)
この1行で、発注者の方との話がはずみ営業に役立っているのだそうです。
ウッドマイルズがこうして、近くの山で木をつくる地道な運動を支援するツールとなっているのは大変うれしいことです。
今回の本には、東は北海道から西は京都までウッドマイルズをつかった各地の運動が紹介されています。
下記ホームページの通信販売でもご購入いただけます。(各名前をクリックすると商品のページをご覧頂けます。)
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なお、まとめてお買い上げ頂ける場合はウッドマイルズ研究会経由にてご購入頂くと、著者紹介により1割引で販売致しますので、ウッドマイルズ研究会事務局までご連絡下さい。
(送料は別途400円。但し、2万円以上お買い上げの場合は送料無料となります。)
『ウッドマイルズ 地元の木を選ぶこれだけの理由』 著者/ウッドマイルズ研究会 発行/農文協(社団法人農山漁村文化協会) 定価/1,750円
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第1章 ウッドマイルズとは何だろう ・日本はウッドマイルズ大国−森林と消費者の距離が明かすもの(藤原敬) ・近くの山の木は環境にやさしい−木造住宅の新たな環境指標(滝口泰弘)
第2章 木の家づくりとウッドマイルズ ・「地元の木」を使った住まいを設計する(田村宏明) ・「あなたの家の柱は、どこからやってきましたか?」(榎本崇秀) ・近くの山の丸太から生まれた子どもたちの活動拠点施設」(滝口泰弘) ・家具に地域の木を使う(石井学・石井愛) ・民家型構法から森林文化アカデミーの木造教育へ(三澤文子)
第3章 各地の地産地消運動のなかで ・持続可能な滋賀県への挑戦(山口美知子) ・越後杉の誕生−地域材を活かす(二野宮雅宏) ・循環可能な森づくり、家づくり−北海道下川町(相馬秀二) ・身のまわりの木材を探れ−岐阜木材探偵団(坂崎有祐)
第4章 環境を守るウッドマイルズ
・企業の社会的責任とウッドマイルズ(澤田順子) ・ウッドマイルズを環境負荷価値へ(渕上佑樹) ・環境運動とウッドマイルズ(野池政宏) ・国際的な環境運動−ウッドマイルズの活動(藤原敬)
第5章 林業政策とウッドマイルズ
・ウッドマイレージCO2認証制度(京都府産木材認証制度)の取組(白石秀知) ・研究面での取組(立花敏) ・日本の林業政策を評価する(藤原敬) ・ウッドマイルズと木材供給者の責任(熊崎実)
第6章 ウッドマイルズの広がりと展望 ・ウッドマイルズ研究会の3年間(藤原敬) ・建築物を評価するツールとしてのウッドマイルズ(藤原敬) ・県産材、地域材を普及するツールとしてのウッドマイルズ(藤原敬)
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