木材の輸入と水の輸入(2003/08/26) |
大日本山林会の小林会長から「輸入材をめぐる視点」という原稿をおくっていただきました。森林・木質資源利用先端技術推進協議会(APAST)の同名の機関誌の巻頭言にかかれたものです。 最近、我が国食糧の大量輸入を世界の国の水環境の攪乱要素という面で分析した論調が目に付きますが、木材の場合も同じなのではないか、というご指摘です。小生は盛んに、ウッドマイルズという形で木材輸入の輸送過程のエネルギー問題を指摘するので、「別の角度から材輸入の問題点を指摘する論点もあるよ」、といサジェッションです。(同様な指摘は他にも何人かいただきました) お許しを得て、全文を掲載させていただきます。(こちらから) 地球環境と水、問題そして我が国の輸入に関して、virtual water(仮想水)という概念に基づいて世界的な研究が行われているようですが、これにに関して大変分かりやすいサイトを、横浜i市立大学の毛利勝彦助教授に紹介していただきました。東京大学生産技術研究所の沖大幹教授の「世界に水危機、日本の水問題」というページです。 この問題の背景から、我が国が農産物を輸入することにより外国の水をどの程度輸入していることになるのか(こちら)、という具体的なデータまで、分かりやすく解説しています。この問題に関心ある方の必見サイトです。
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