檮原町森林組合「立ち上がる農山漁村プロジェクト」に選定(2004/7/12)

政府の食料・農業・農村政策推進本部は6月14日、「立ち上がる農山漁村」有識者会議(座長=林良博・東京大学副学長)を開き、自律的で経営感覚豊かな農山漁村づくりの先駆的事例である「立ち上がる農山漁村」を選定しましたが、全国の30の事例の中に、「FSC森林認証と風力発電による山村づくり」というタイトルで檮原町森林組合が選ばれました。

選定概要書(全文こちらpdf)の地域活性化のポイントには以下のような記述がされています。

梼原町森林組合はFSCの森林認証の取得を受け、持続可能な森林経営を行うため、成長量に見合う分だけの伐採や水源かん養、国土保全等森林の有する多面的機能の高度発揮に資するための行動指針を作成し、従業員や組合員の環境に対する意識の高揚につなげるとともに、FSCの認証材を使用したデスクトップ整理棚の通信販売関係の雑誌に掲載し、大きな反響を呼んだ。

具体的には森林認証取得以前には毎年約3〜10%ずつ低下し続けていた売上げが森林認証取得後は約3%の増加に転じ、V字回復を成し遂げた(13年度177百万円→14年度183百万円。)

また、自然の恵みを活かして地域と環境の再生に取組むために設置した風力発電施設では、年間3千万円を超える利益が生じており、これを森林整備費(環境基金)として森林所有者が行う間伐に対し、1ha当たり10万円の助成を行っている。