東三河材環境認証材の新しい展開(2004/10/11)


このサイトでも興味を持ってフォローしてきた東三河環境認証材が、認証材を使った住宅建築をに取り組むという展開となり、関連して、9月11日に豊橋市で開かれた「地域の森林と生活環境」というシンポジウムに出席しました。

私も森林認証には関心を持ってきましたが、FSC,SGECなどいろいろな制度が展開している中、「消費者に支えられた認証制度という原点に立つと、フレキシブルな様々な認証があり得る」、という考えをもち、地域材認証制度の提案を行ってきました。その原点となっているのが、「穂の国森づくりの会」というNPOが早くから取り組んできた、この豊川流域の認証制度とのおつきあいす。

県産材認証など地域材の様々な認証が立ち上がっている中で、東三河環境認証制度のユニークな点は、
1 認証基準に「皆伐を実施する際には、事後に植林計画が具体化されていること」といった、施業基準(環境配慮)を明確にしたこと、
2 認証を業界団体でなくNPO団体という第三者が行うこと、
3 モデル事業の段階から住宅工務店を巻き込み、消費者との関係を明確にしていること、
の三点です。

各地の同様な取り組みの参考になると思います。

NPO穂の国森づくりの会が行ったシンポジウム基調報告「東三河環境認証材認証制度モニタリング調査報告」 をご覧下さい。

私も応援団の一人として、「東三河環境認証材の二つの意義と一つ課題」を、@エコマテリアルである木材を消費者に説明するための「様々な森林認証」の「普及版」への期待 A全国に広がる「県産材認証」を「県産品愛用運動」から「環境」の要素を入れた普遍的な運動へ転換するきっかけ B認証が定着するかどうかは消費者がカギを握る、と話をさせていただきました。

今後の取り組みの詳しい報告が、地元のサイトから提供されることを望みます。

参考資料

「地域材認証制度の検討に当たって」NPO穂の国森づくりの会)
「東三河環境認証材認証制度検討報告書」(東三河流域森林・林業活性化センター需要拡大部会、NPO穂の国森づくりの会)→小サイト資料室
地域材認証制度の提案(小サイト)