マレーシアの森林認証と日本の森林認証(2003/11/20)

前国際熱帯木材機関(ITTO)の事務局長で現在マレーシア木材認証審議会の議長をしているフリーザイラー博士が日本の認証関係者と意見交換をしました。

10年以上前に私が林野庁でITTOの担当をしていた当時から旧知のフリーザイラーさんに対して、最近私が日本型森林認証の過程に少しタッチしているという話をしたら、関係者との会見をアレンジしてほしいと依頼されていたものです。

ITTO理事会の今期の議長を務める同氏が、理事会と次期条約の専門家会合に出席のために来日したのを機会に、11月13日SGEC秋山会長、小林富士雄評議会議長代理などとの会議をもちました。

現在世界中で認証されている森林の面積の圧倒的な部分は先進国で、肝心の熱帯林は認証森林の4%足らずという状況です(小サイト関係ページ)。熱帯木材輸出国のリーダーであるマレーシアとして、自国の森林経営の水準を引き上げてゆく仕事はなかなか困難な課題のようです。

認証制度をテコにして海外に於ける熱帯木材の市場での認知をはかりながら、自国の森林経営の水準を徐々に引き上げてゆくという取り組みに理解を求めていました。

仕事は、組織と組織の関係はいずれ、そちらのサイドから公表されるでしょうが、熱帯林産地国の認証の取り組みについては、あまり情報がないので、貴重な情報だと思い了解を得て、先方が作成したペーパーを資料室におきます。

概要は次の通り

1999年の1月にMTCCが活動開始
現在 411万ヘクタールの森林認証実績、37社がCOCの認証。
認証材の輸出実績3822M3
二つの国際潮流であるFSCとPEFCと連携をとって作業
MTCCの段階的な改善という手法が受け入れられることを期待。