東三河環境材認証とウッドマイルズ(2003/12/14)

 
11月28日東三河流域活性化センターや、NPO法人穂の国森づくりの会が取り組んでいる、東三河環境認証材制度に関連して、「近くの山の木に関する研修会」が開かれ、認証材やウッドマイルズに関して話をする機会がありました。各地の地域材認証やウッドマイルズそして古くから三河材ブランド化などに取り組んでいた実績と認証材の関係など色々考える機会でした。

林野庁の調べによると、都道府県レベルで何らかの形で地域材認証に取り組んでいるのは、23県に及びます。県産材や地域材に振興を具体的な施策に取り組んだり、消費者にアピールする手段として工夫を凝らして取り組んでいるところのようです。私は山側の消費者へのアプローチという姿勢は大いに評価しますが、それが、県産材という地域産品の購入運動として展開する限り、ちょっと限界があるのではないかと危惧します。

そういう意味で、東三河の取り組みが環境認証材とあえて主張しているところに魅力を感じています。

様々の森林・木材の認証制度がありますが、ポイントは消費者にどう受け入れられるかです。その点、FSCにしてもこれから市場にでてくるであろうSGEC緑の循環認証にしろ、未知数のものです。

地域材の環境認証のメリットは、流域にターゲットを絞った明確なマーケティング戦略がくめることです。当面は豊橋市、次は名古屋市の行政と市民に対して「環境に優しい地域材」売り込みます。

また、地域材のメリットはウッドマイルズとの連携によるマーケティングの可能性です。豊橋市民が三河在住宅をたてると、普通の木材を使った場合と比べ京都議定書13年分の排出削減になる、という説明が可能になります。

参考資料
東三河環境在住宅のウッドマイルズ評価(パワーポイント)
東三河環境認証材の概要
「東三河環境認証材」認証制度検討会報告書を資料室に置きます。