マスコミにおける気候変動と生物多様性の出現頻度(2012/1/22)

1992年の地球サミットでともに出発した、気候変動枠組み条約と生物多様性条約は、国際環境条約(環境的課題のグローバル化)として重要な役割を果たしています。

この二つの条約が提示する課題の関心度合いを知る指標として、朝日新聞記事データベースで、「気候変動」「生物多様性」という単語をふくむ記事がどの程度出現しているか、推移をみたのが、以下の表です。

2009年までは、「気候変動」が、京都議定書という我が国に特に関係ある合意事項が重要な役割を果たしていること、そして、温室効果ガスの排出量という、総合指標を目標にしているわかりやすさ、の二つが理由となって、生物多様性よりも頻度が一貫して高くなっていました。

2010年に生物多様性条約第10回締約国会合が名古屋で開催されたのを機会に少し方向が変わってきたといえるかもしれません。

リオ+20の等で生物多様性の指標化の議論がどこまで進むか、その辺がポイントになると思われます。

気候変動  生物多様性
1984 0 0
1985 3 0
1986 6 0
1987 8 0
1988 16 0
1989 80 0
1990 126 0
1991 83 1
1992 120 104 地球サミット、生物多様性条約、気候変動枠組み条約採択
1993 36 26
1994 36 13
1995 62 43
1996 104 32
1997 914 66 気候変動枠組み条約締約国京都会合、京都議定書採択
1998 216 43
1999 81 54
2000 173 64
2001 265 65
2002 83 81
2003 63 70
2004 72 51
2005 112 57
2006 95 69
2007 445 103 京都議定書発効
2008 592 281
2009 638 342
2010 363 1034 生物多様性条約締約国名古屋会合
2011 193 224
2012 ? リオ+20

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