ポスト京都議定書と森林問題、バリ会合を前にした国際政治の動き(2007/10/14)
12月にインドネシアで気候変動枠組み条約第13回締約国会合が開催されるのを前に、9月に国連と米国政府が主催する2つの温暖化対策に関する国際会議が開催されました。

国連主催:気候変動に関するハイレベル会合「未来は私たちの手の中に」(9月24日)The Future in our Hands: Addressing the Leadership Challenge of Climate Change
(日本政府による概要と評価
気候変動枠組み条約サイト上の関連ページ
米国政府主催:エネルギー安全保障と気候変動に関する主要経済国会合(9月27日、28日)Major Economies Meeting on Energy Security and Climate Change
日本政府代表団の概要と評価米国政府のページ

それぞれの中で、森林問題が重要な問題として指摘されています。

米国政府の会議に出席したブッシュ大統領は演説の中で、熱帯林保全、違法伐採問題、国内森林保全への取組と三つのパラグラフをさいて森林問題に言及しました。
ブッシュ大統領の演説全文

また、国連の会合にあわせて、インドネシア、ブラジル、コンゴなど11カ国の熱帯林保有国の首脳が集まり、熱帯雨林諸国特別首脳会議が開催されたことが注目されます。

京都議定書の法的拘束力のある約束からはずれているこれらの国々が、「我々は森林の減少を緩和、阻止、反転させ、荒廃した森林を回復させ、持続可能な森林を達せいするためるために協力することを約束する」こと、「保全された森林について国際社会が特別の関心を持つことを要請する」こと、「京都議定書に続く議定書についての条約バリ締約国会合で森林について議論することを約束する」などについて合意しました。(こちらにプレスリリース